CD付き英語絵本[コルデコット賞受賞作]

Alexander and the Wind-Up Mouse(JY)

レオ・レオニのコルデコット賞銀メダル受賞作。ネズミのアレグザンダーは、悲鳴を上げられ、ほうきで追われる自分に対して、子どもに愛されるゼンマイ仕掛けのネズミのウィリーがうらやましくてたまりません。ある日、姿を変身させてくれる魔法のトカゲがいると聞いて、アレグザンダーは自分もゼンマイ仕掛けにしてもらおうと決心します。邦題『アレクサンダとぜんまいねずみ』。

文・絵: Leo Lionni

 

Alphabatics(JY)

1987年コルデコット賞銀メダル受賞作。
A はArk (箱船)。B はballoon (風船)。このアルファベットの絵本では、文字が引っ張られたり、曲げられたり、裏返しになったりして、みるみるうちに変わっていきます。

文・絵: Suse MacDonald

 
 

Ape in a Cape(JY)

1953年コルデコット賞銀メダル受賞作。Dove in love、Kitten with a mitton、Toad on the roadのようにアルファベット26文字で始まる動物たちが韻を踏んで登場します。

文・絵:Fritz Eichenberg(フリッツ・アイケンバーグ)

 

A Chair for My Mother(TP)

1983年コルデコット銀メダル受賞作。 女の子、お母さん、おばあさんの一家は大きなビンにコインをせっせと貯めています。女の子も、食堂で働くお母さんを手伝います。実は一家の家は火事で焼けてしまったのでした。親戚や近所の人たちが家具や食器を持ち寄って応援してくれました。でも、女の子は仕事で疲れたお母さんが休める、ゆったりした肘掛け椅子がどうしても欲しかったのです。一家は節約をし、コインを貯めて、とうとうビンがいっぱいになる日がやってきました。

文・絵: Vera B. Williams

 
 

Click, Clack, Moo Cows That Type(TP)

2001年コルデコット賞 銀メダル受賞作品
『オールド・マクドナルド』ののどかなメロディに乗せて聞こえてくるのは、ブラウンさんの農場の納屋で響くカチャカチャいうタイプの音。ここのウシさんはタイプが打てるのです。「親愛なるブラウン様、夜になるととても寒いので、電気毛布をください。敬具」。要求に応じてくれないブラウンさんに対し、ウシはミルクを出さないストライキを決行し、ブラウンさんが最後通告を突きつけ、ウシたちは緊急会議。深刻なお話が、ユーモラスなイラストで進行します。さて結末は?

文: Doreen Cronin
絵: Betsy Lewin

 

Color Zoo(JY)

1990年コルデコット賞銀メダル受賞作。鮮やかな色のボードブックが丸、四角、三角、長方形、だ円、ハート、ひし形、八角形、六角形の形に切り抜かれ、切り抜き部分の絶妙の重なりで、トラやネズミの顔になるという想像力をかき立てる絵本。

文・絵: Lois Ehlert

 
 

Drummer Hoff (TP)

コルデコット賞受賞作。PrivateからGeneralまで、階級の異なる7人の兵士が韻を踏んで登場します。鮮やかなイラストはGo Away, Big Green Monster!で大人気のエド・エンバリー。朗読はラッパの音、太鼓の音など、効果音たっぷりです。

文: Barbara Emberley
絵: Ed Emberley

 

Frederick(JY)

レオ・レオニのコルデコット賞銀メダル受賞作。みんなが冬に備えて、せっせと忙しく食べ物を集めているそばで、フレデリックだけはじっと瞑想しています。「どうして働かないの?」、「働いているよ」。フレデリックは寒くて灰色で長い冬のために、「おひさまの光」と「色」と「言葉」を集めているというのです。

文・絵: Leo Lionni

 
 

Freight Train(JY)

1979年、コルデコット賞銀メダル受賞作。
最後部は赤い車掌車、次はオレンジのタンク車、黄色のホッパー車、緑、青、紫と続き、先頭はもちろん黒い蒸気機関車。カラフルな貨物列車がぐんぐんスピードを上げて行き、トンネルを抜けて疾走します。文字は少しだけですが、完成度の高い絵、汽笛やガタンゴトンの効果音をアレンジしたCDに大人も魅了されるでしょう。

文・絵: ドナルド・クルーズ

 

The Happy Day(JY)

雪深い森の中、動物たちはぐっすり冬眠しています。でも、何かの気配を感じて、目を覚まし始めました。首を伸ばして鼻をくんくん。やがて、春のにおいのする方向へ走りだします。白黒の「冬」の世界から、あざやかな「春」の一輪が咲きます。野ネズミ、クマ、カタツムリ、リス、みんな春を見つけて小躍り。春を待つ喜びにあふれた名作です。
1950年コルデコット賞銀メダル受賞作品、邦題『はなをくんくん』。

文:Ruth Krauss
絵:Marc Simont

 
 

Inch by Inch(JY)

レオ・レオニのコルデコット賞銀メダル受賞作。邦題『ひとあしひとあし』。お腹をすかせたコマドリに食べられそうになったシャクトリ虫。「自分は役に立つ。長さを測れる」と命乞いします。早速コマドリのしっぽの長さを測ったり、フラミンゴの首を測ったり、サギの脚を測ったりと大忙し。ところが、ナイチンゲールに「ボクの歌を測って」と言われてしまい、さあどうする?

文・絵: Leo Lionni

 

Interrupting Chicken (TP)

2011年コルデコット賞銀メダルを受賞した傑作!!小さいチキンはお休み前にパパから本を読んでもらいます。「読んでる途中でジャマしちゃダメだよ」、「もちろん、いい子にしてるよ」。でも、『ヘンゼルとグレーテル』をパパが読み出したら、「お菓子の家に入っちゃだめ! それは魔女だ」と叫び、お話はあっという間にジ・エンド。「今度こそ」と注意して、パパは『赤ずきんちゃん』を読み始めました。すると……。興奮してすぐジャマをしてしまうチキンは、眠るどころではありません。

文・絵: David Ezra Stein

 
 

King Bidgood’s in the Bathtub(JY)

ドン・ウッドの筆が冴え渡る傑作。「今日は、戦いも食事も仮面舞踏会もバスタブの中でやるぞ!」。どうしてもお風呂から出てこない王様に、お后も家来たちも頭をかかえてしまいました。王様のバスタブの中は、豪華な食事やらなにやらで大混乱。最後に知恵を働かせたのはお小姓でした。1986年コルデコット賞銀メダル受賞作品。

文:Audrey Wood
絵:Don Wood

 

Madeline(JY)

1940年のコルデコット賞銀メダル受賞作。パリの寄宿舎で暮らす12人の女の子とミス・クラベル。一番小さいマドレーヌはネズミも怖くないし、動物園のトラも平気。盲腸になってしまっても、手術の傷跡を自慢げに見せびらかす元気な女の子です。表紙のエッフェル塔をはじめ、オペラ座、ノートルダム寺院、ヴァンドーム広場など、パリの風景が随所に描かれています。

文・絵: Ludwig Bemelmans(ルドウィッヒ・ベーメルマンス)

 
 

Madeline’s Rescue(JY)

1954年、コルデコット賞金メダル受賞作。
パリの寄宿学校で暮らす女の子マドレーヌ。イタズラが過ぎて川に落ちてしまったマドレーヌを、賢い犬が救ってくれました。それからは12人の女の子と先生のミス・クラベルと、犬の楽しい日々が始まりました。でも、ある日おエライさんたちが視察にやってきて。

文・絵: ルドウィッヒ・ベーメルマンス

 

Make Way for Ducklings(JY)

1942年、コルデコット賞金メダル受賞作。
子育ての場所を探してボストン上空に飛んできたカモのマラード夫妻。チャールズ川の中州ならぴったりと、巣を作りました。やがて8羽のひなが生まれ、おかあさんの後をよちよち追いかけて、車が行き交う街中にやってきました。おまわりさんはビックリです。邦題『かもさん おとおり』。

文・絵: ロバート・マックロスキー

 
 

Mr. Rabbit and the Lovely Present(JY)

1963年、コルデコット賞銀メダル受賞作。
小さい女の子はお母さんの誕生日に何かプレゼントしたいのに、何が良いのかわかりません。困ってうさぎさんに相談しました。お母さんの好きな物は、赤い物、黄色い物、緑色の物、青い物……。モーリス・センダックの幻想的な挿絵が印象深い作品。邦題『うさぎさん てつだってほしいの』。

文: シャーロット・ゾロトウ
絵: モーリス・センダック

 

On Market Street(JY)

1982年、コルデコット賞銀メダル受賞作。
アニタ・ロベルとアーノルド・ロベル夫妻の共作です。たくさんのお店が並ぶ商店街。

文: アーノルド・ロベル
絵: アニタ・ロベル

 
 

One Fine Day(TP)

1971年コルデコット賞金メダル受賞作。ある晴れた日、喉が渇いたキツネはおばあさんのミルクを飲んでしまいました。怒ったおばあさんはキツネのしっぽをちょん切り、「しっぽを返して欲しければ、ミルクを返しなさい」と言います。困ったキツネはウシに頼みますが……。

文・絵: Nonny Hogrogian

 

The Snowy Day(JY)

1963年、コルデコット賞金メダル受賞作。
ある冬の日、ピーターが目を覚ますと、あたり一面が銀世界でした。真っ赤なマントを羽織って外に飛び出したピーター。降り積もった雪の上に足跡をつけるだけでもワクワクです。木の雪を払い落としたり、雪山の登山家気分でよじ登ったり、子どもの高揚感が誌面いっぱいに表現されたエズラ・キーツの代表作。邦題『ゆきのひ』。

文・絵: エズラ・ジャック・キーツ

 
 

Stone Soup(JY)

コルデコット銀賞受賞作。1947年に出版されたマーシャ・ブラウンの古典的名作です。戦地から故郷に帰る途中の3人の兵士は、丸2日も何も食べていません。ある村で食べ物を少し分けてもらえるよう頼みますが、どの家に行っても断られます。作物が不作で、村人たちもお腹を空かしているというのです。でも、何かあるとにらんだ兵士たちは知恵を働かせて、「石のスープをつくる」と宣言しました。

文・絵: Marcia Brown

 

A Story A Story(JY)

1971年のコルデコット賞を受賞した、アフリカの民話をもとにした絵本です。昔々、まだこの世に物語がなかった時代、クモ男のクワク・アナンセはクモのイトを伝って空に昇り、神様に物語を譲ってくださいとお願いしました。神様が提示した3つの条件はどれも難しいもの。クモ男は知恵を絞ります。

文・絵: Gail E. Haley

 
 

The Stray Dog(JY)

2002年、コルデコット賞銀メダル受賞作。ピクニックに出掛けた一家は小イヌと出会いました。ウィリーと名付けて一緒に遊んだ子どもたちは、小イヌを家に連れ帰ろうとしますが、「誰かの飼い犬かもしれないでしょ」と両親は反対します。次の週末、野犬捕獲員に追いかけられるウィリーを子どもたちが機転を利かせて救出しました。ウィリーのことが気になってしょうがない一家の表情に心が和みます。邦題『のら犬ウィリー』

文・絵: Marc Simont(マーク・シモント)

 

Swimmy(JY)

レオ・レオニのコルデコット賞銀メダル受賞作。たくさんの小さいサカナの兄弟が大きなサカナにひと飲みにされ、泳ぐのが速かったスイミーだけが助かりました。ひとりぼっちのスイミーは寂しくて、悲しくてたまりません。でも、海の中は不思議な生き物でいっぱいです。やがて、別の小さいサカナたちに出会ったスイミーは、みんなで力を合わせて生き延びる方法を一生懸命考えます。

文・絵: Leo Lionni

 
 

Sylvester and the Magic Pebble (TP)

1970年コルデコット賞金メダル受賞作。ロバのシルベスターは変わった色や形の小石を集めるのが趣味。ある日、ピカピカの赤い小石を見つけました。それは実は魔法の石、そして事件が起こります。 親を思う子の気持ち、子を思う親の気持ちが伝わる名作。CDには大人と子どもの朗読が収録されています。

文・絵: William Steig

 

Ten, Nine, Eight(JY)

1984年コルデコット賞銀メダル受賞作。
「おやすみなさい」 眠りにつく前に、お部屋を見回してみよう。洗いたての私の10本の足の指、お部屋にならんだ9体のぬいぐるみたち、窓には8枚のガラスがあって……。 「10」から「1」までの数字を使って、お部屋にあるものを数えていきます。おやすみ前のお父さんと子どものやさしいやりとりが伝わって、とても心地よく読める絵本です。

著者:Bang, Molly

 
 

This is Not My Hat (TP)

2013年コルデコット賞受賞作品。小さい魚が、大きな魚から帽子を盗みます。きっと気づかれないさ。気づかれても、ぼくが盗んだってわからないさ。ぼくが盗んだってわかっても、ぼくがどこにいるのかわからないさ。と、高を括っている小さい魚ですが、その結末は……? 邦題:『ちがうねん』

文・絵: Jon Klassen

 

Zin! Zin! Zin! A Violin(JY)

コルデコット賞銀メダル受賞作。大きなコンサート会場。オーケストラのメンバーがひとりずつ順番に現れて、素晴らしい演奏を披露してくれます。まずは、トロンボーンのソロ。次に、トランペットが加わってデュオに。オーケストラの楽器を覚えるの最適な絵本です。

文:Lloyd Moss
絵:Marjorie Priceman

 
 

CD付き英語絵本 [ウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ] (JY)

Mrs Wishy-Washy and the Big Farm Fair(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。
ミセスのルールは「清潔」「こざっぱり」「きれい」「いい香り」の4つ。今日は大切な農場祭りだというのに、ウシたちは泥んこです。ゴシゴシ洗ってもらった動物たちは賞をもらえるでしょうか。

文: Joy Cowley
絵: Elizabeth Fuller-Fulton

 

Mrs Wishy-Washy and the Big Tub(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。
ある日ミセスはウシ、ブタ、アヒルを連れ、汽車に乗って海水浴に行きました。動物たちは初めて見る海に大はしゃぎ、バシャバシャ泳ぎ、そのあと砂遊びをしました。帰りの汽車で車掌さんに「座席に足を乗せちゃダメだよ」と言われ、動物たちはどうしたでしょう。

文: Joy Cowley
絵: Elizabeth Fuller-Fulton

 
 

Mrs Wishy-Washy and the Big Wash(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。
今日もミセスが動物たちを洗おうとしたら、ホースからお水が一滴も出ません。困ったミセスは動物たちをトラックに乗せて、お水を探しに街へ出掛けました。本屋さんにも楽器屋さんにもお水はありません。さて、どうしたでしょう。

文: Joy Cowley
絵: Elizabeth Fuller-Fulton

 

Mrs Wishy-Washy on TV(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。
ミセスがなんとテレビに出ることに。ブクブク石鹸で動物たちがいかにきれいになるか、実演するのです。アヒルとブタとウシをゴシゴシ洗い終えたミセスが次に狙いを定めたのは、テレビレポーターでした。

文: Joy Cowley
絵: Philip Webb

 
 

Mrs Wishy-Washy’s Birthday(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。
明日はミセスのお誕生日。ミスターはピンクのバラのケーキを作りました。農場の動物たちは自分たちも何かプレゼントしたいと思いますが、何も持っていません。一晩中考えたすえに、あることを思いつきました。

文: Joy Cowley
絵: Philip Webb

 

Oops, Mr Wishy-Washy!(JY)

人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。
ミスターは皿洗いの名人。ミセスが街に買い物に出掛け、ミスターが台所の蛇口をひねったところで、農場の動物たちが鳴き始めました。「おなかがすいているんだ」と思ったミスターは、水を出しっ放しにしたまま動物たちのところへ。

文: Joy Cowley
絵: Philip Webb

 
 

CD付き英語絵本 [エリック・カールの作品]

The Artist Who Painted a Blue Horse(JY)

「ボクは芸術家」、描くのは青いウマ、赤いワニ、黄色いウシ、ピンクのウサギ……。色鮮やかで力強い動物たちが、見開きの誌面いっぱいに躍動します。ドイツの画家フランツ・マルクの『青い馬』に触発されて描いた作品。既成概念にとらわれず、自由に表現しようという意志に溢れています。

文・絵: Eric Carle

 

Baby Bear, Baby Bear, What Do You See?(JY)

エリック・カールとビル・マーティン・Jrのタッグによる作品。大人気のBrown Bear, Brown Bearの姉妹誌のような絵本で、かわいい小グマのイラストでスタートします。次のページに登場する動物を紹介していく構成は同じ。モモンガ、アメリカオオコノハヅク、アオサギ、ガラガラヘビなど、北米に棲息する10種類の野生動物が登場します。これらの動物がいつまでも野生のままで、のびのびと生きられますようにとの願いが込められています。見開きの誌面いっぱいに躍動する動物たちの力強さが印象的です。

文: Bill Martin Jr
絵: Eric Carle

 
 

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?(JY)

エリック・カール『くまさん くまさん なにみてるの?』の英語絵本とCDのセット。茶色いクマが見ているのは赤いトリ、赤いトリが見ているのは黄色いアヒル。10種類の動物と色の組み合わせが、心地よいメロディに乗って流れてきます。同じフレーズが繰り返されるので、すぐに覚えてしまいます。

文: Bill Martin Jr.
絵: Eric Carle

 

From Head to Toe (TP)

エリック・カール作。ペンギン、キリン、バッファローなど、12匹の動物が登場し、「ボクは首をかしげることができるよ」「肩を上げることができるよ、キミはどう?」と問い掛けます。それに対して、人間の子どもが「できるよ!」と返していきます。CDはリズミカルな歌、チャンツなど7つのバージョンです。

文・絵: Eric Carle

 
 

Have You Seen My Cat? (TP)

エリック・カール作。 「ボクのネコ見ませんでしたか?」、男の子が世界中のあちこちを探して回ります。現地のひとが指さす先には、ライオン、チータ、ピューマなど、いろいろなネコ科の動物が。音楽に乗せた朗読にはリアルな鳴き声の効果音が入っています。

文・絵: Eric Carle

 

Hello, Red Fox(JY)

もうすぐカエルくんの誕生日。お母さんガエルはパーティを開くことにしました。招待したのは、赤いキツネ、紫色のちょうちょ、オレンジ色のネコ、緑色のヘビ、黄色い鳥、青い魚。でも、やってきたのは……? そもそも表紙はどう見ても「緑色のキツネ」なのに、タイトルはRed Foxですね。そう、この絵本は色彩の補色が学べる本なのです。左ページのイラストの中の黒い点を10秒間じっと見つめて、右ページに視線を移すと……!!

文・絵: Eric Carle

 
 

A House for Hermit Clab(TP)

A House for Hermit Club

1月のある日、それまで住んでいた貝殻が小さくなったヤドカリは、お引っ越しを決心しました。2月にぴったりの貝殻を見つけ、3月にはイソギンチャク、やがてヒトデやサンゴたちも同居することになって、カラフルでにぎやかな新居になりました。やがて1年が経つと……。成長するということ、海のいろいろな生物について学べる絵本です。

文・絵: Eric Carle

 

Mister Seahorse(JY)

舞台は海の中。カラフルなサカナたちが登場します。Seahorse=タツノオトシゴのお父さんは、お母さんが産んだ卵を自分のお腹にある袋に入れて、それは大事に育てるのです。でも待って! イクメンのサカナはタツノオトシゴだけではありませんでした。自分の口の中で卵を育てているために、お話ができないサカナ、頭やお腹に卵をいっぱいくっつけて泳いでいるサカナなど、みんな頑張っています。
絵本の中には4枚の透明シートがとじ込まれており、シートに描かれた海藻や岩の陰から、巧妙に隠れたサカナたちが姿を現したりして、海の神秘が味わえる絵本でもあります。そして最後のシーン。卵から孵化した赤ちゃんのひとりに、お父さんがかける言葉にグッときます。CDは朗読です。

文・絵: Eric Carle

 
 

The Mixed-Up Chameleon (TP)

エリック・カール作。
動物園でたくさんの美しい動物たちを見たカメレオンは、シロクマのように大きくなれたら、フラミンゴのようにきれいになれたらと願います。すると、次々と実現してしまうのです。いろいろな色と形がゴチャゴチャになったカメレオンは、どうするのでしょう。CDは動物たちの効果音たっぷりです。

文・絵: Eric Carle

 

Pancakes, Pancakes! (TP)

エリック・カールの絵本。「今日の朝ごはんは大きなパンケーキが食べたいな」とジャックが言いました。するとお母さんが「忙しいから手伝ってね」と言います。そこで、小麦を刈り取り、脱穀をして粉をひき、牛乳を搾りと、お母さんの指示に従って材料の準備をするジャック。パンケーキを作るのって、本当に大変だったのです。でもジャックは楽しそう。だって、おいしいパンケーキが食べられるのですから。

文・絵: Eric Carle

 
 

Panda Bear. Panda Bear, What Do You See?(JY)

エリック・カールとビル・マーティン・Jrのタッグによる作品。大人気のBrown Bear, Brown Bearの姉妹誌のような絵本で、ジャイアントパンダのイラストでスタートします。次のページに登場する動物を紹介していく構成は同じ。水牛、アシカ、白頭ワシ、クモザルなど、10種類の野生動物が登場します。誰もが知っている動物ではなく、ちょっと変わった動物が多く登場します。見開きの誌面いっぱいに迫力ある姿が描かれており、野生動物の力強さがみごとに表現されています。

文: Bill Martin Jr
絵: Eric Carle

 

Papa, Please Get the Moon for Me (TP)

エリック・カール作。 夜空を見上げたモニカはお月さまと遊びたくなりました。でも小さいモニカの手には届きません。そこで、「パパ、お月さまを取って」とお願いします。パパが使う長ーいハシゴに合わせて、折りたたまれたページが横に広がったり、上に伸びたりします。

文・絵: Eric Carle

 
 

Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear?(JY)

エリック・カール『しろくまくんなにがきこえる?』の英語絵本とCDのセット。ここは動物園。10種類の動物たちが次のページに登場する動物の鳴きかたを紹介します。軽快でリズミカルな歌に乗せて、ほえる、うなる、いななくなどの英語表現が学べます。

文: Bill Martin Jr
絵: Eric Carle

 

Rooster’s Off to See the World (TP)

エリック・カール作。ある晴れた朝、オンドリは旅に出ようと決心します。でも、そんなに歩かないうちに、なんだか寂しくなってきました。そこで、2匹の猫に一緒に来ないかいと話しかけます。3匹のカエル、4匹のカメ、5匹のサカナと旅の仲間が増えて行きますが、やがて夜になり……。

文・絵: Eric Carle

 
 

The Secret Birthday Message (TP)

エリック・カール作。 誕生日の前の晩、枕の下に手紙を見つけたティム。中には、暗号のような文が書いてありました。ページが月の形、星の形、階段の形などにカットされていて、謎を解くワクワク感を演出します。最後にはすてきなプレゼントが待っていました。

文・絵: Eric Carle

 

The Tiny Seed (TP)

エリック・カールの絵本。ある秋の日、強風が花の種を吹き飛ばしました。ひとつは高く飛びすぎて太陽に焼かれ、ひとつは海に落ち、あるものは鳥に食べられ。そして、いちばん小さい種だけが生き延びました、命の不思議さとたくましさに心打たれる1冊。CDには男性、子ども、女性による3パターンの朗読が収録されています。特に子どもの声がかわいらしく、小さい種の物語にピッタリです。

文・絵: Eric Carle

 
 

Today Is Monday(JY)

エリック・カール作『月ようびはなにたべる?』の原書。アメリカのわらべうたをもとにした絵本です。月曜日はさやいんげん、火曜日はスパゲティと、英文がだんだん長くなっていきます。CDの元気な歌に合わせて、月曜日から日曜日までちゃんと続けて歌えるかチャレンジ。

文・絵: Eric Carle

 
 

CD付き英語絵本 [乗りもの]

Bear on a Bike (TP)

リズミカルで愉快な音楽に乗せて、クマさんがいろいろな乗り物でお出掛けです。この本ではクマさんはクマの世界に住んでいるのではなく、人間やいろいろな動物たちと共存しています。自転車に乗ってマーケットに行き、いかだで森へ行き、汽車で海辺に行き……、最後にはロケットに乗って夜空へ。馬車はwagonとcarriageがあるのですね。Wagonで出掛けた先は草原、carriageで出掛けた先は、お城のダンスパーティでした。

文: Stella Blackstone
絵: Debbie Harter

 

Beep Beep(TP)

手の平サイズの厚紙のボードブック。ページが自動車の形や家の形に切り取られた仕掛け絵本です。今日は家族4人で車に乗って、おばあちゃんの家に行きます。街を走り抜け、横断歩道を横切り、赤信号で止まって、丘を下ります。Vroom vroom、chug chugなど、乗り物に関する楽しい擬音語が学べます

文・絵: Petr Horacek

 
 

Choo Choo(TP)

ペトル・ホラチェックの小さい子ども向けボードブック。機関車に乗ってみんなで出発です。ページが山の形やトンネルの形にくりぬかれた仕掛けと、擬音語が楽しい絵本です。軽快に走る機関車のようなリズミカルな歌と、汽笛などの効果音に乗せた朗読が収録されています。

文・絵: Petr Horacek

 

Down by the Station(JY)

英語圏の童謡をもとにした絵本。CDの歌を聞けば、誰でも耳にしたことがあるはず。朝のひっそりした駅前の広場。

文:Stockham
絵:Jess

 
 

Freight Train(JY)

1979年、コルデコット賞銀メダル受賞作。 最後部は赤い車掌車、次はオレンジのタンク車、黄色のホッパー車、緑、青、紫と続き、先頭はもちろん黒い蒸気機関車。カラフルな貨物列車がぐんぐんスピードを上げて行き、トンネルを抜けて疾走します。文字は少しだけですが、完成度の高い絵、汽笛やガタンゴトンの効果音をアレンジしたCDに大人も魅了されるでしょう。

文・絵: ドナルド・クルーズ

 

The Journey Home from Grandpa’s(JY)

家族でおじいちゃんを訪ねたあと、黄色い車に乗って帰る途中、白いヘリコプター、紫色の列車、ピンクのトラクター、黒いクレーン車、赤い消防車など、いろいろな乗り物と出合います。それぞれの乗り物はどんな動きをして、何をしているところでしょう。同じフレーズが何度も繰り返されるので、小さいお子さんでもすぐに覚えられるはず。やさしい色合いのパッチワークのような絵が印象的です。

文: Jemima Lumley
絵: Sophie Fatus

 
 

My Car(JY)

サムはクルマが大好き。原色を多用した鮮やかなイラストの中で、まん丸の目をしたおもちゃのようなサムが、大切なクルマについて説明をします。交通法規を守り、慎重に運転するサム。クルマのパーツや、交通標識についても学べます。乗り物が大好きな男の子にはたまらない1冊。

文・絵: バイロン・バートン

 

Sheep in a Jeep(JY)

脳天気なヒツジさんたちがジープに乗ってお出掛けします。でも途中で動かなくなったり、泥にはまったりと、ちっともスムーズに進みません。カントリー調の歌が、困り果てながらもどこかのんびりのヒツジさんの雰囲気にピッタリ。英文の押韻もみごとです。

文:Shaw, Nancy
絵:Apple, Nancy

 
 

The Wheels on the Bus(JY)

大きな赤いバスにピエロやマジシャンや、ちょっと変わった服装の人たちが乗り込んできます。はて、目的地はどこでしょう。タイヤが「クルクル」、ワイパーが「シュッシュッ」といった英語の擬態語が学べる、昔から歌い継がれている童謡をもとにした絵本です。

絵:Kubler, Annie

 
 

CD付き英語絵本 [食べもの]

The Cake That Mack Ate(TP)

1ページめは2行のみ、「これがマックが食べたケーキ」。ページをめくるごとに文がつけ足され、ケーキの材料の卵、卵を産んだニワトリ、ニワトリが食べたとうもろこし……と、リズミカルな英文が繰り返されて、10行になります。そして最後に謎が残ります。ケーキを食べたマックとは誰? ほのぼのとしたイラストと、CDの陽気な歌が絶妙にマッチしています。 『ロサンゼルス・タイムズ』には、「大人が1週間に37回読まされることになっても苦にならない、めったにない絵本」との書評が。

文: Rose Robart
絵: Maryann Kovalski

 

The Doorbell Rang(JY)

ママが焼いたクッキー12枚分をふたりで分けるとひとり6枚。ドアベルが鳴るたびに友だちが増えて、ひとり分が減っていきます。

著者:Hutchins

 
 

Eating the Alphabet(JY)

「ベストセラーの『チカチカブンブン』にイラストを提供しているLois Ehlertが、アルファベット26文字で始まる野菜と果物75種を紹介します。

文・絵: Lois Ehlert(ロイス・エラート)

 

Go, Go, Grapes!(JY)

軽快なチャンツのリズムに乗せて、いろいろな色や形の果物が30種類以上も登場します。よく知っているblueberry、bananaやappleから、pomegranate(ザクロ)、persimmon(柿)のようにちょっと難しいスペルのもの、あまり見かけたことのないようなものまで。果物屋さんの店頭のカラフルな写真の数々は、見るからにおいしそう。世界中の果物への興味が高まります。

文・絵: April Pulley Sayre

 
 

Handa’s Surprise(TP)

ハンダはバスケット7種類の果物を詰めました。友だちのアケヨに持っていくためです。「アケヨはどの果物が好きかな?」わくわくしながら、バスケットを頭に乗せて出発します。ところが、動物たちバスケットから次々果物を取っていってしまうのです。邦題『ハンダのびっくりプレゼント』

文・絵: Eileen Browne

 

If You Give a Moose a Muffin(JY)

もしもマフィンの匂いにつられて家の近くにやってきた大きなムースに1個あげたら、ムースはジャムを欲しがるでしょう。そしてマフィンを食べ終えたら、もう1個欲しがるでしょう。男の子は次々とムースの要求に答えていきますが、お庭にはママがいるから気が気ではありません。

文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond

 
 

If You Give a Mouse a Cookie(JY)

もしも通りすがりのネズミにクッキーをあげたら、ネズミはミルクを欲しがるでしょう。もしミルクをあげたら……。ネズミの要求は際限なく続きます。

文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond

 

If You Give a Pig a Pancake(JY)

もしも旅の途中の子ブタにパンケーキをあげたら、子ブタはシロップを欲しがるでしょう。お気に入りのメープルシロップを少し分けてあげたら……。突拍子もない子ブタの要求に淡々とこたえていくのは、本作では女の子です。

文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond

 
 

It’s My Birthday (TP)

イラストレーターとして名高いヘレン・オクセンベリーが文章も手掛けた絵本。誕生日にケーキを作ろうとする子どもを動物たちが手助けします。ニワトリは卵を提供し、小麦粉は小グマがお母さんグマから分けてもらい、サルがサクランボを採ってくれたり。最後に子どもが言います、「みんな、ケーキを食べるのを手伝ってね」。CDには歌とドラマ仕立ての朗読が収録されています。

文・絵: Helen Oxenbury

 

The Little Red Hen(RA)

『ちいさなあかいめんどり』をもとにしています。小麦の種を見つけためんどりは、誰か植えるのを手伝ってくれない? と頼みますが、アヒルもネコもイヌも断ります。やがて大きく育った小麦。収穫の手伝いを頼みますが、やはり忙しいと断られました。カメのニュースレポーターがインタビューや中継をして伝える楽しい形式です。
 
 

Pancakes, Pancakes! (TP)

エリック・カールの絵本。「今日の朝ごはんは大きなパンケーキが食べたいな」とジャックが言いました。するとお母さんが「忙しいから手伝ってね」と言います。そこで、小麦を刈り取り、脱穀をして粉をひき、牛乳を搾りと、お母さんの指示に従って材料の準備をするジャック。パンケーキを作るのって、本当に大変だったのです。でもジャックは楽しそう。だって、おいしいパンケーキが食べられるのですから。

文・絵: Eric Carle

 

Rah, Rah, Radishes!(JY)

軽快なチャンツのリズムに乗せて、つやつやしたおいしそうな野菜が次々と登場します。日本の野菜とはだいぶ形や色が違うものがあったりして、世界各地の野菜への興味が広がります。知っているようで意外と知らない野菜の英語名が覚えられ、カボチャはpumpkinとばかり思っていたら、squashもあったりと、知識が広がる1冊。“Pile up parsnips.”、“Stash some squash.”のように韻を踏んだリズミカルな歌で、野菜に親しみましょう。

文・絵: April Pulley Sayre

 
 

Ten Fat Sausages(JY)

フライパンの上でジュージュー音をたてるソーセージ。子どもたちがホットドッグ屋さんに集まってきました。10本あったソーセージがページをめくるごとに2本ずつ減っていき、逆にホットドッグを手にした子どもが増えていきます。最後はとうとう売り切れ。ソーセージの形に穴があいた仕掛け絵本です。

出版社: Child’s Play (International)

 

Today Is Monday(JY)

エリック・カール『月ようびはなにたべる?』の英語版ボードブックとCDのセット。アメリカのわらべうたをもとにした絵本です。

著者:Eric Carle

 
 

Who Stole the Cookies from the Cookie Jar?(JY)

絵本自体がクッキー入れの形をしていて、フタを上に引き出すことができる仕掛け絵本。「クッキーを盗んだのはだれ?」「あなたでしょ!」「ボクじゃないよ!」「じゃあだれ?」というやり取りをしている間に、クッキーが1枚ずつ減っていきます。お風呂に入っているイヌ、お料理をしているネコ、絵を描いているネズミなど、みなクッキーなんか眼中にないふりをしていながら、しっかりクッキーが減っていくユーモラスな絵本。

絵: Jane Manning(ジェーン・マニング)

 
 

CD付き英語絵本 [ボードブック]

A B SEE(JY)

アルファベットの形が、それぞれの頭文字で始まる単語の絵のレリーフの組み合わせで構成されています。Aの本文はAlligator admires an apple.ですが、絵の中にはほかにもAlienにArmにArrowにAfricaに、もっともっとAで始まる単語がたくさん。巻末にはABC順に475の単語がリストアップされており、全部見つけるのは大人でもきっと大変なはず。

文・絵: Elizabeth Doyle

 

Beep Beep(TP)

手の平サイズの厚紙のボードブック。ページが自動車の形や家の形に切り取られた仕掛け絵本です。今日は家族4人で車に乗って、おばあちゃんの家に行きます。街を走り抜け、横断歩道を横切り、赤信号で止まって、丘を下ります。Vroom vroom、chug chugなど、乗り物に関する楽しい擬音語が学べます

文・絵: Petr Horacek

 
 

Choo Choo(TP)

ペトル・ホラチェックの小さい子ども向けボードブック。機関車に乗ってみんなで出発です。ページが山の形やトンネルの形にくりぬかれた仕掛けと、擬音語が楽しい絵本です。軽快に走る機関車のようなリズミカルな歌と、汽笛などの効果音に乗せた朗読が収録されています。

文・絵: Petr Horacek

 

Color Zoo(JY)

1990年コルデコット賞銀メダル受賞作。鮮やかな色のボードブックが丸、四角、三角、長方形、だ円、ハート、ひし形、八角形、六角形の形に切り抜かれ、切り抜き部分の絶妙の重なりで、トラやネズミの顔になるという想像力をかき立てる絵本。

文・絵: Lois Ehlert

 
 

Run, Mouse, Run(TP)

ページが椅子やテーブルやカップの形にくり抜かれた仕掛け絵本です。ネズミが椅子をよじ登り、テーブルを駆け抜け、箱の中に入ったと思ったらまた抜け出て、壁の穴めざして走ります。どうしてそんなに急いでいるのかと思ったら、最後のページにいるのは・・・・・・。

文・絵: Petr Horacek

 

Strawberries Are Red(TP)

フルーツサラダの出来上がり!赤いイチゴ、オレンジ色のオレンジ、黄色いバナナ、緑色のリンゴ、青いブルーベリー、紫色のブドウ。カラフルな果物が次々と登場します。ページが階段状にカットされ、最後のページを開くと、食器の中に色とりどりのサラダが完成する仕掛け絵本。

文・絵: Petr Horacek

 
 

This Little Cat (TP)

ペトル・ホラチェックの小さい子ども向けボードブック。 白いネコはサカナを食べるのが好き、トラネコはひなたぼっこが好きなど、いろいろなネコはそれぞれ好きなことが違うのです。ページが少しずつカットされていて、最後にトラの縞模様が出来上がります。

文・絵: Petr Horacek

 

What Is Black and White? (TP)

ペトル・ホラチェックの小さい子ども向けボードブック。夜は黒い、雪は白いというように、黒と白のものが交互に紹介され、最後に黒と白のシマウマが現れます。ページが階段状にカットされ、最後にビックリの縞模様が完成します。ジャズ風の歌と、ゆったりした音楽に乗せた朗読が収録されています。

文・絵: Petr Horacek

 
 

Who Stole the Cookies from the Cookie Jar?(JY)

絵本自体がクッキー入れの形をしていて、フタを上に引き出すことができる仕掛け絵本。「クッキーを盗んだのはだれ?」「あなたでしょ!」「ボクじゃないよ!」「じゃあだれ?」というやり取りをしている間に、クッキーが1枚ずつ減っていきます。お風呂に入っているイヌ、お料理をしているネコ、絵を描いているネズミなど、みなクッキーなんか眼中にないふりをしていながら、しっかりクッキーが減っていくユーモラスな絵本。

絵: Jane Manning(ジェーン・マニング)

 
 

CD付き英語絵本 [ハードカバー]

Around the Year(JY)

JYbooksからついにターシャ・テューダーの絵本が届きました。1957年、ニューハンプシャーの農場で暮らしていた時代の作品です。

文・絵: Tasha Tuder

 

Bark, George(JY)

イヌの親子が吠え方の練習をします。「吠えてごらんなさい」、お母さんイヌが子イヌのジョージに言うと、「ニャオ」。

文・絵:Feiffer

 
 

Diary of a Worm(JY)

3月20日から8月1日までのミミズくん日。ミミズたちも人間と同じように生活し、日記をつけていたのでした。何を書いているのか、ちょっとのぞいてみましょう。春になって人間の釣りシーズンが始まると、ミミズたちはいつもより地中深く潜行しなければなりません。人間たちがスコップで釣りのエサ(つまりミミズ)を掘ろうとするからです。人間の石蹴り遊びは、ミミズにとって危険きわまりないゲームです。逆に人間の子どもたちに悲鳴を上げさせる方法も、ミミズはちゃんと知っています。CDは朗読です。

文: Doreen Cronin
絵: Harry Bliss

 

Don’t You Dare, Dragon!(JY)

ドラゴンはとっても暑がり。いつも涼める場所をさがしてウロウロしています。でも、アイススケート場に行けば氷を溶かしてしまうし、プールに行けば水を沸騰させてしまうし、行く先々でみんなの迷惑になってしまうのです。悪気はないのにね。楽しい指人形付き絵本。CDの歌もコミカルですぐに覚えられます。
 
 

Go Away, Big Green Monster(JY)

暗闇に浮かぶ黄色い目。ページをめくると、緑色の鼻、赤い口と、顔のパーツがひとつずつ出てきて、やがてモンスターの顔全体が現れる仕掛け絵本。

著者:Emberley, Ed

 

If You Give a Moose a Muffin(JY)

もしもマフィンの匂いにつられて家の近くにやってきた大きなムースに1個あげたら、ムースはジャムを欲しがるでしょう。そしてマフィンを食べ終えたら、もう1個欲しがるでしょう。男の子は次々とムースの要求に答えていきますが、お庭にはママがいるから気が気ではありません。

文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond

 
 

If You Give a Mouse a Cookie(JY)

もしも通りすがりのネズミにクッキーをあげたら、ネズミはミルクを欲しがるでしょう。もしミルクをあげたら……。ネズミの要求は際限なく続きます。

文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond

 

If You Give a Pig a Pancake(JY)

もしも旅の途中の子ブタにパンケーキをあげたら、子ブタはシロップを欲しがるでしょう。お気に入りのメープルシロップを少し分けてあげたら……。突拍子もない子ブタの要求に淡々とこたえていくのは、本作では女の子です。

文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond

 
 

If You Take a Mouse to School(JY)

もしもネズミを学校に連れて行ったら、ネズミはランチボックスを欲しがるでしょう。もちろんサンドイッチも。そのあたりは当然としても、学校に着いたネズミは算数もするし、verisimilitudeなんて難しいスペルも書くし、理科の実験にも参加するのです。

文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond

 

If You Take a Mouse to the Movies(JY)

もしもネズミを映画館に連れて行ったら、ネズミはポップコーンを欲しがるでしょう。もしポップコースをあげたら、ネズミは針と糸でつなごうとするでしょう(アメリカではポップコーンを長くつないだものを雪に見立ててツリーに飾ったりするのですね)。

文: Laura Numeroff
絵: Felicia Bond

 
 

Monster, Monster(JY)

絵本とCDがセットになったパックです。 どこかにモンスターが隠れていますよ。君はモンスター?と尋ねて探してみよう。しかけ絵本のようになっていて楽しい絵本です。

文・絵: Melanie Walshl

 

My First Dictionary (JY)

ビジュアル出版で名高いDK社の美しい写真やイラストが使われています。見出し語1,000を、ビジュアルとシンプルな英文でクリアに説明している英英辞書。家族みんなで使えます。「Aとはこういうことです」「もし何かがBであれば、こうなります」のように、フルセンテンスで定義しているのが特徴です。
 
 

My First Word Book (JY)

ビジュアル出版で名高いDK社の美しい写真で1,000の英単語を学ぶ、贅沢な絵辞典です。My body、Pets、At school、Sportsなど、38のカテゴリー別に、関連語をまとめて学ぶことができ、大人にも勉強になります。CDはページごとにトラック分けされ、p.35がTrack35のように完全対応しているため、お子さんひとりでも簡単に使えます。CDの音声は大人の発音→子どもの繰り返しのチャンツ形式です。
 

Nighty Night, Little Green Monster(JY)

あの怖い怖いBig Green Monsterには、なんと子どもがいた? ページをめくるごとに黄色い目が現れ、青緑色の鼻が現れ・・・・・・。違うところは、歯が1本しかなくて、髪の毛も1本だけ。そして小さいモンスターは何とも幸せそうな顔をしているのです。お空のお星さまがひとつ増えるごとに、顔のパーツにひとつずつ「お休みなさい」をしていきます。満天の星空になり、お月様も出たら、もうぐっすり。CDの歌も子守歌のようなやさしさです。

文・絵: Ed Emberley

 
 

Pete’s a Pizza(JY)

ピートのピザではなく、ピートがピザ。友だちとボール遊びをしようとしたら雨が降ってきて、ピートはご機嫌斜め。パパはそんなピートを元気づけようとしピザ遊びを仕掛けます。ます。何と、ピートの身体をこねたり伸ばしたりして、ピザにしようというのです。すねていたピートの顔が次第にほころんでいきます。『ロバのシルベスターとまほうの小石』で有名なウィリアム・スタイグの作品。親子の愛情がしみじみと伝わってくる名作です。

文・絵: William Steig

 

See You Later, Alligator!(JY)

二種類のワニさんが登場します。チャキチャキタイプのクロコダイルに比べて、アリゲーターはなにごともマイペースののんびり屋さん。お掃除にお洗濯にクロコダイルは大忙し。「手伝って」と言っても、「そのうちにね」だって。ついに堪忍袋の緒が切れてしまいます。楽しい指人形付き絵本です。

著者:Kubler, Annie

 
 

We’re Going on a Picnic(TP)

Rosie’s WalkやTitchでおなじみのパット・ハッチンス作。よく晴れた日に、メンドリとカモとガチョウはピクニックに出掛けることにしました。大好きなイチゴとリンゴとナシをバスケットに詰めて出発しますが、どの場所がいいか迷っているうちに、誰かがバスケットの中味をねらっていますよ。陽気で楽しい歌が印象的、思わず口ずさみたくなります。

文・絵: Pat Hutchins

 

What Mommies Do Best/What Daddies Do Best(TP)

片方からはお母さんと子どものお話、本を逆さまにすると、もう一方からはお父さんと子どものお話が始まるという凝ったつくりの絵本。

文: Laura Numeroff
絵: Lynn Munsinger

 
 

What’s the Time, Mr Wolf?(JY)

オオカミさん、いま何時? いつもお腹を空かしているオオカミさんとといっしょに時間の勉強ができる、楽しい指人形付き絵本です。本の後ろから指を入れて、オオカミさんの口をパクパクさせることができます。どのページにもデジタル時計とアナログ時計の両方が登場します。

著者:Kubler, Annie