エリック・カールとビル・マーティン・Jrのタッグによる作品。大人気のBrown Bear, Brown Bearの姉妹誌のような絵本で、かわいい小グマのイラストでスタートします。次のページに登場する動物を紹介していく構成は同じ。モモンガ、アメリカオオコノハヅク、アオサギ、ガラガラヘビなどが登場します。
今日は学校がお休み! 小グマのベンジーは「外に遊びに出かけよう!」と家族を誘います。でも、ママもパパも、お姉ちゃんもお兄ちゃんも、おばさんまで「忙しいからダメ」。最後のオチが効いており、tearのふたつの意味が学べます。 文: Papa Moo 絵: イケベ ヨシアキ
The Berenstain Bears and the Spooky Old Tree (mpi)
3匹の小グマが、不気味な古い木の中へ探検に出掛けますが、そこは幽霊屋敷? ハラハラしながら、家の中にあるものの名前、単数と複数、前置詞の使い方が学べます。CDはストーリー展開に合わせてどんどんスピード感が増し、思わず「さあ逃げろ」と小グマを応援したくなります。 文・イラスト: Stan and Jan Berenstain
The Big Bigger Biggest Book(TP)
楽しいしかけ絵本です。高いビルや、深い海の底を探検。フリップをめくると、形容詞の比較級が出てきます。さらにめくると最上級が出てきます。Far、Fast、Deep、Long、Short、Tall、Low、High、Bigの比較級と最上級を覚えることができます。 絵: SAMi
真っ青な海を色鮮やかなサカナたちが泳いでいます。Little、big、bigger、biggest、そしてsmall、smaller、smallestという比較の表現が学べる絵本。ゆったりとした歌に乗せて深海に生息するサカナの世界が描かれています。 文: Robert Kalan 絵: Donald Crews
女の子、お母さん、おばあさんの一家は大きなビンにコインをせっせと貯めています。実は一家の家は火事で焼けてしまったのでした。親戚や近所の人たちが家具や食器を持ち寄って応援してくれました。でも、女の子は仕事で疲れたお母さんが休める、ゆったりした肘掛け椅子がどうしても欲しかったのです。 文・絵: Vera B. Williams
Charley’s First Night (TP)
雪の降る晩、迷いイヌを見つけた男の子は、チャーリーと名付けて自宅に連れ帰ります。チャーリーのためにキッチンの暖かい場所に寝床をこしらえ、クマのぬいぐるみも貸して上げたのに、真夜中にキッチンでひとりぼっちのチャーリーは鳴き出します。さあ、どうする? 文: Amy Hest 絵: Helen Oxenbury
表紙には丸い絵だけ。タイトルがない謎めいた絵本。登場するのはマルさんと三角さんと四角さん。三角と四角には足と目がありますが、マルには目だけ。クラッセン独特の目がものをいう世界の極限のような絵本です。 文: Mac Barnett (マック・バーネット) 絵: Jon Klassen (ジョン・クラッセン)
エリック・カールの絵心、創作の原点が伝わってくるような1冊。「お星さまを描いて」とお願いすると、絵描きさんは描いてくれました。今度は星が「太陽を描いて」とお願いします。イヌ、トリ、花、雲、虹……、次々と絵描きさんは描き続けます。 文・イラスト: Eric Carle
Drummer Hoff (TP)
コルデコット賞受賞作。PrivateからGeneralまで、階級の異なる7人の兵士が韻を踏んで登場します。鮮やかなイラストはGo Away, Big Green Monster!で大人気のエド・エンバリー。朗読はラッパの音、太鼓の音など、効果音たっぷりです。 文: Barbara Emberley 絵: Ed Emberley
ある日、ゾウは悪い子にたずねました。「ぼくの背中にのるかい?」、「うん」。そこで、彼らは連れ立って、街へ出かけたのでした。赤ちゃんを背中に乗せたゾウが、rumpeta, rumpeta, rumpeta, all down the roadと街中を走りながら、ソフトクリームやパイをちょいといただいてしまいます。 文:Vipont, Elfrida 絵:Briggs, Raymond
お母さんとスーパーへ買い物に行った小ブタ。お店の中でお母さんに注意されて、「もうヤダ。今夜、家を出る。止めることなんてできないよ」と宣言しました。「どこへ行くの?」「うんと遠くさ」。「どうやって行くの?」「自転車だよ」。「どこで寝るの?」「雨が降ったらどうする?」……。 文・絵: John Segal
Farmer Duck (TP)
一日中ベッドでゴロゴロしている怠け者の農夫の代わりに、ダックは家事や農場の動物たちの世話で大忙し。けなげに働き続けるダックですが、とうとう疲れてポロポロ泣き出してしまいました。ダックが大好きな動物たちは強硬手段に出ます。 文: Martin Waddell 絵: Helen Oxenbury
軽快なチャンツのリズムに乗せて、いろいろな色や形の果物が30種類以上も登場します。よく知っているblueberry、bananaやappleから、pomegranate(ザクロ)、persimmon(柿)のようにちょっと難しいスペルのもの、あまり見かけたことのないようなものまで。 文・絵: April Pulley Sayre
ベッドに入った小ウサギが部屋の中のいろいろなものや、窓から見えるものにひとつひとつおやすみなさいをしていきます。カラーページと白黒のページが交互に登場し、カラーページはだんだん暗くなって眠りを誘います。韻を踏んだ英文でこそ味わいたい名作です。 文: Margaret Wise Brown 絵: Clement Hurd
Good-Night, Owl! (TP)
夜行性のフクロウが眠ろうとしたら、ミツバチ、リス、鳥たちが次々とやってきて、いろいろな音を立てます。うるさくてとても眠ることができません。やがて夜になり、皆が寝静まったところで、フクロウの逆襲が始まります。 文・絵: Pat Hutchins
Goody Goody Gumdrops!(mpi)
ママにおつかいを頼まれて、パンを買いに行くことになった男の子。途中でパパ、イヌ、ネコ、サル、ウサギに「ついでに」と次々と買い物を頼まれます。Okay!と元気に返事をしますが、本当に全部覚えてる? 文: Papa Moo 絵: 松岡 芽衣
Gorilla (TP)
ケイト・グリーナウェイ賞受賞作。お父さんとふたり暮らしのハンナはゴリラが大好き。お父さんは仕事が忙しくて、ハンナは寂しい思いをしていました。お誕生日の夜、信じられないことが起こります。ゴリラがハンナを動物園に連れて行ってくれるというのです。 文・絵: Anthony Browne
エリック・カールの絵本。1月のある日、それまで住んでいた貝殻が小さくなったヤドカリは、お引っ越しを決心しました。2月にぴったりの貝殻を見つけ、3月にはイソギンチャク、やがてヒトデやサンゴたちも同居することになって、カラフルでにぎやかな新居になりました。 文・絵: Eric Carle
A House Is a House for Me(JY)
穴はモグラのお家、イヌはノミのお家、ガレージは車のお家、バラは香りのお家、私の頭は秘密のお家。よく知っているものから、おっ!なるほどと驚くものまで、たーくさんのお家が登場します。 文: Mary Ann Hoberman(メアリー・アン・ホバーマン) 絵: Betty Fraser(ベティ・フレイジャー)
黄色いスクールバスに乗って登校!I love to…、I like…と、やさしい英文が続きます。ブロック遊びにお絵かき、チャイムが鳴ったら休み時間。滑り台やブランコで遊んだあとは、数字とアルファベットの練習です。ここはキンダーガーテン。小学校に入る前に、たくさんのことを学びます。 文: Philemon Sturges 絵: Shari Halpern
I Want My Hat Back (TP)
ぼーっとした図体の大きなクマが、帽子を探しています。どこに行ったかわからないのです。いろいろな動物たちに聞いて回りますが、「帽子ってなに?」というのまでいて、見つかりません。邦題『どこいったん』。 文・絵: Jon Klassen
I Went Walking(JY)
小さな男の子がお散歩に出かけます。誰に会うのでしょう? ページの端にちょっとだけ見えているものから、次のページに登場する動物を想像してみましょう。 文:Williams, Sue 絵:Vivas, Julie
If the Dinosaurs Came Back(JY)
もし恐竜がよみがえったら、消防士さんが火を消すお手伝いができるし、高層ビルを建てる資材運びに、図書館の一番上の棚から本を取り出すお手伝いもできる。恐竜が大好きな子どもの夢はドンドンふくらみます。 文・絵: Bernard Most(バーナード・モースト)
If You Give a Moose a Muffin(JY)
もしもマフィンの匂いにつられて家の近くにやってきた大きなムースに1個あげたら、ムースはジャムを欲しがるでしょう。そしてマフィンを食べ終えたら、もう1個欲しがるでしょう。男の子は次々とムースの要求に答えていきますが、お庭にはママがいるから気が気ではありません。 文: Laura Numeroff 絵: Felicia Bond
If You Give a Mouse a Cookie(JY)
もしも通りすがりのネズミにクッキーをあげたら、ネズミはミルクを欲しがるでしょう。もしミルクをあげたら……。ネズミの要求は際限なく続きます。 文: Laura Numeroff 絵: Felicia Bond
If You Give a Pig a Pancake(JY)
もしも旅の途中の子ブタにパンケーキをあげたら、子ブタはシロップを欲しがるでしょう。お気に入りのメープルシロップを少し分けてあげたら……。突拍子もない子ブタの要求に淡々とこたえていくのは、本作では女の子です。 文: Laura Numeroff 絵: Felicia Bond
If You Take a Mouse to School(JY)
もしもネズミを学校に連れて行ったら、ネズミはランチボックスを欲しがるでしょう。もちろんサンドイッチも。そのあたりは当然としても、学校に着いたネズミは算数もするし、verisimilitudeなんて難しいスペルも書くし、理科の実験にも参加するのです。 文: Laura Numeroff 絵: Felicia Bond
If You Take a Mouse to the Movies(JY)
もしもネズミを映画館に連れて行ったら、ネズミはポップコーンを欲しがるでしょう。もしポップコースをあげたら、ネズミは針と糸でつなごうとするでしょう(アメリカではポップコーンを長くつないだものを雪に見立ててツリーに飾ったりするのですね)。 文: Laura Numeroff 絵: Felicia Bond
If You’re Happy and You Know it! (JY)
しあわせならみんなで手をたたこう! アメリカの手遊び歌をもとにした絵本です。「手をたたこう」「足を踏み鳴らそう」「ぐるっと回ろう」……と、9番までリズミカルに続いていきます。それぞれのシーンに4カ国の子どもたちが登場して、身体を動かすお手本を見せてくれます。 編: Anna McQuinn 絵: Sophie Fatus
レオ・レオニのコルデコット賞銀メダル受賞作。邦題『ひとあしひとあし』。お腹をすかせたコマドリに食べられそうになったシャクトリ虫。「自分は役に立つ。長さを測れる」と命乞いします。早速コマドリのしっぽの長さを測ったり、フラミンゴの首を測ったり、サギの脚を測ったりと大忙し。 文・絵: Leo Lionni
Interrupting Chicken(TP)
小さいチキンはお休み前にパパから本を読んでもらいます。「読んでる途中でジャマしちゃダメだよ」、「もちろん、いい子にしてるよ」。でも、『ヘンゼルとグレーテル』をパパが読み出したら、「お菓子の家に入っちゃだめ!それは魔女だ」と叫び、お話はあっという間にジ・エンド。 文・絵: David Ezra Stein
It Looked Like Spilt Milk (TP)
全ページ、紺色と白だけのシンプルで不思議な絵本。ときにはこぼれたミルクのように見えるけど、ミルクじゃない。ウサギのように見えたりするけど、ウサギじゃない。Sometimes it looked like …、But it wasn’t …、このふたつの英文の繰り返しが続きます。 文・絵: Charles G. Shaw
It’s My Birthday (TP)
誕生日にケーキを作ろうとする子どもを動物たちが手助けします。ニワトリは卵を提供し、小麦粉は小グマがお母さんグマから分けてもらい、サルがサクランボを採ってくれたり。最後に子どもが言います、「みんな、ケーキを食べるのを手伝ってね」。 文・絵: Helen Oxenbury
クマの親子の心温まる1日が描かれています。「ジェシー・ベア、今朝は何を着るの?」、お母さんが問い掛けます。小さいジェシー・ベアにとっては、シャツやズボンばかりでなく、太陽も椅子も食べ物もぜんぶ「着るもの」。親子の読み聞かせにぴったり。 文: Nancy White Carlstrom 絵: Bruce Degen
The Journey Home from Grandpa’s(JY)
家族でおじいちゃんを訪ねたあと、黄色い車に乗って帰る途中、白いヘリコプター、紫色の列車、ピンクのトラクター、黒いクレーン車、赤い消防車など、いろいろな乗り物と出合います。それぞれの乗り物はどんな動きをして、何をしているところでしょう。 文: Jemima Lumley 絵: Sophie Fatus
アライグマのチェスターは「学校に行きたくない、お家にいたい!」と泣いてお母さんに訴えます。「ときにはイヤなこともしなければならないわね。でも学校に行けば新しい友だちができるわよ」、お母さんはやさしくチェスターをさとしながら、秘密のおまじないをしてくれました。 文: Audrey Penn 絵: Ruth E. Harper and Nancy M. Leak
女の子は大好きなウサギのぬいぐるみを連れて学校へ。ところが、同じぬいぐるみを持ったクラスメートと口ゲンカになり、先生から没収されてしまいます。放課後に返してもらいますが、そこで問題発生。真夜中に異変に気づいた女の子は大騒ぎです。 That is not my bunny. 文・絵: Mo Willems
L
Let’s Go into Space! (TP)
男の子と一緒にロケットに乗って宇宙に行こう! 地球が遠くなって、月がすぐ近くで明るく輝いています。ロケットの窓が丸くくり抜かれていて、そこから何が見えるかワクワクの穴あき絵本。小さめサイズのボードブックに、男の子の夢がいっぱい詰まっています。 文・絵: Petr Horacek (ペトル・ホラチェック)
Lemons are Not Red(JY)
ページの一部がレモンやニンジンやフラミンゴやお月さまなどの形にくり抜かれた穴あき絵本。レモンは赤くない。じゃあ何色? ページをめくると正解が出てきます。 少ない文字と鮮やかな色使いで、子どもの想像力をかき立て、好奇心に働きかけるユニークな絵本です。 文・絵: Laura Vaccaro Seeger
Let’s Go Nuts!(JY)
主食にもスナックにもスパイスにもなるナッツ類。アーモンド、ピーナッツ、ピスタチオはすぐわかっても、ダル豆、ひよこ豆、ライ豆は英語で何と言うのでしょう。さまざまな形や色のナッツの写真がこれでもかとばかりに大集合し、ユニークな写真絵本になりました。 文・絵: April Pulley Sayre
Let’s Make Rabbits (JY)
レオ・レオニ作。「おはよう」、ハサミが鉛筆に言いました。「今日は何をしようか」、「ウサギをつくろう」。ということでストーリーが始まります。かくして鉛筆書きのウサギと、きれいな紙をハサミで切って貼り合わせたウサギが誕生しました。 文・絵: Leo Lionni (レオ・レオニ)
ベッドでママにお話を読んでもらい、赤いパジャマのラマはお休みなさい……。のはずが、ママが一階の台所に行った途端、「ママー!」。最初はおとなしくママを待ちますが、暗闇の中で赤ちゃんラマの目はしだいに大きく見開かれ、だんだんウルウルしてきて、ついに我慢しきれず大騒ぎ。 文・絵: Anna Dewdney
LMNO Peas(JY)
小さいグリーンピースたちがAからZで始まる、いろいろなものに扮装して登場します。Aはacrobats、artists、astronauts、Pはpaintersにpoetsにplumbers、pilots、parachutistsと、たくさんの職業が学べます。いっぱいいる豆さんたちは、それぞれが個性的でイキイキして元気いっぱい。 文・絵: Keith Baker
赤ちゃんをやさしく揺すりながら、子守歌を歌う母親。その子どもが2歳になると、トイレットペーパーを引き出すわ、いろんなものをひっくり返すわ、それも得意げな顔で。9歳になると家中を傍若無人に汚し、悪い言葉を使うしで、飼い猫も逃げ出す始末。 文: Robert Munsch 絵: Sheila McGraw
M
Madeline(JY)
1940年のコルデコット賞銀メダル受賞作。パリの寄宿舎で暮らす12人の女の子とミス・クラベル。一番小さいマドレーヌはネズミも怖くないし、動物園のトラも平気。盲腸になってしまっても、手術の傷跡を自慢げに見せびらかす元気な女の子です。 文・絵: Ludwig Bemelmans(ルドウィッヒ・ベーメルマンス)
ある日突然、魔法の帽子がクルクルと空を飛んできました。ひとりのおじさんの頭に止まると、おじさんは巨大なヒキガエルに変身! 帽子は街の中をフワフワと飛び続け、大人たちをクマやカンガルーやキリンなどに次々と変身させて行きます。そこへ今度は本物の魔法使いが現れて……。 文: Mem Fox 絵: Tricia Tusa
パンダやウサギ、カメなどのキャラクターたち8人(匹?)が、アルファベット26文字で始まる動詞を教えてくれます。AはAdmire me. EはE-mail me. PはPay attention to me.など、それぞれの意味に合わせた表情を誌面いっぱいに見せてくれます。 文: Harriet Ziefert 人形作成: Ingri Von Bergen
Meg and Mog(JY)
魔女のメグはネコのモグと白フクロウと一緒に暮らしています。ハロウィーンの夜、メグと4人の魔女仲間は、大鍋の中にそれぞれが持ち寄った怪しげな物を入れました。鍋をかき回しながら皆で呪文を唱えると、あれれ、ちょっとした間違いが発生してしまいます。 文: Helen Nicol(ヘレン・ニコル) 絵: Jan Pienkowski(ヤン・ピエンコフスキー)
「ルピナスさん」の愛称で親しまれるアリス・ランフィアスの生涯を綴った絵本。 小さいときにおじいさんと約束したとおり、アリスは世界各地に旅をし、年を取ると海辺に家を構えました。最後の約束は世界をもっと美しくすること。さて、どうすればいいのかとアリスは考えます。 文・絵: Barbara Cooney(バーバラ・クーニー)
舞台は海の中。カラフルなサカナたちが登場します。Seahorse=タツノオトシゴのお父さんは、お母さんが産んだ卵を自分のお腹にある袋に入れて、それは大事に育てるのです。でも待って! イクメンのサカナはタツノオトシゴだけではありませんでした。 文・絵: Eric Carle
The Mixed-Up Chameleon (TP)
エリック・カール作。 動物園でたくさんの美しい動物たちを見たカメレオンは、シロクマのように大きくなれたら、フラミンゴのようにきれいになれたらと願います。すると、次々と実現してしまうのです。いろいろな色と形がゴチャゴチャになったカメレオンは、どうするのでしょう。 文・絵: Eric Carle
Monkey Puzzle(JY)
ジャングルでママとはぐれてしまった小ザルが泣いていると、通りかかったチョウがママを捜すのを手伝ってくれることに。ママの特徴を聞いて、「それならこっちにいるよ」と連れて行ってくれた先にいたのはゾウ、ヘビ、クモ、オウム、カエル、コウモリ。 文: Julia Donaldson(ジュリア・ドナルドソン) 絵: Axel Scheffler(アクセル・シェフラー)
目で見るだけでなく、五感で名画を味わってみようというユニークな絵本。フェルメールの「牛乳を注ぐ女」、ダ・ヴィンチの「白貂を抱く貴婦人」をはじめとする名画25作品を掲載し、絵に描かれたお茶をすすってみたり、貂の毛並みをなでてみることを提案します。 文: Bob Rackza
Mouse Count(TP)
小さいネズミの天敵はヘビ。気をつけなければならないのに、つい眠くなって昼寝をしてしまったネズミたち。そこへお腹をすかせたヘビがやってきて、ネズミを食べてしまおうと、1匹ずつ広口ビンに入れていきます。10までのカウントアップとカウントダウンが学べます。 文・絵: Ellen Stoll Walsh
Mouse Paint(JY)
白い紙の上の3匹の白いネズミはネコには見つかりません。ある日、ネコが寝ているすきにネズミたちは赤、黄、青の絵の具のビンによじ登りました。赤と黄色が混じるとオレンジ色になり、黄色と青色が混じって緑色になりと、ネズミたちは色の変化が面白くてたまりません。 文・絵: Ellen Stoll Walsh(エレン・ストール・ウォルシュ)
オオカミさんの1週間が始まりました。月曜日は雨、レインコートを着て雨靴を履いて、カサを持ってお出掛けです。曜日ごとにお天気が変わり、オオカミさんの服装も変わります。それぞれユーモラスなマンガ付きで、オオカミさんの悪戦苦闘ぶりが楽しめます。 文・絵: Hawkins, Colin
Mrs Wishy-Washy and the Big Farm Fair(JY)
人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。ミセスのルールは「清潔」「こざっぱり」「きれい」「いい香り」の4つ。今日は大切な農場祭りだというのに、ウシたちは泥んこです。ゴシゴシ洗ってもらった動物たちは賞をもらえるでしょうか。 文: Joy Cowley 絵: Elizabeth Fuller-Fulton
Mrs Wishy-Washy and the Big Tub (JY)
文: Joy Cowley 絵: Elizabeth Fuller-Fulton
Mrs Wishy-Washy and the Big Wash(JY)
人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。今日もミセスが動物たちを洗おうとしたら、ホースからお水が一滴も出ません。困ったミセスは動物たちをトラックに乗せて、お水を探しに街へ出掛けました。本屋さんにも楽器屋さんにもお水はありません。さて、どうしたでしょう。 文: Joy Cowley 絵: Elizabeth Fuller-Fulton
Mrs Wishy-Washy on TV(JY)
人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。ミセスがなんとテレビに出ることに。ブクブク石鹸で動物たちがいかにきれいになるか、実演するのです。アヒルとブタとウシをゴシゴシ洗い終えたミセスが次に狙いを定めたのは、テレビレポーターでした。 文: Joy Cowley 絵: Philip Webb
Mrs Wishy-Washy’s Birthday(JY)
人気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。明日はミセスのお誕生日。ミスターはピンクのバラのケーキを作りました。農場の動物たちは自分たちも何かプレゼントしたいと思いますが、何も持っていません。一晩中考えたすえに、あることを思いつきました。 文: Joy Cowley 絵: Philip Webb
フラ”ンス”のネコはダ”ンス”が好き、スペ”イン”のネコはエアプレ”イン”が好きと、世界各地のネコが韻を踏んで登場します。各国の特徴あるネコたちに比べて、わたしのネコはただただ箱に隠れるのが好きなのです。さて日本のネコは何が好きなのでしょうか。 著者: Eve Sutton and Lynley Dodd
My Dad(TP)
アンソニー・ブラウンのユーモアたっぷりの絵本。ボクのパパは悪いオオカミだって怖くない、駆けっこも一等賞、馬のように食べることができ(?)、カバのようにハッピー(??)。パパの得意なことの紹介がまだまだ続きます。 文・絵: Anthony Browne
アンソニー・ブラウンのユーモアたっぷりの絵本。でもMy Dadとは微妙にニュアンスが違います。ママはお料理が得意、偉大な絵描き(お化粧しているときはね)、世界で一番の力持ちでスーパーの荷物をたくさん持てる。母親と子どもの愛情に胸がキュンとなる、すてきな絵本です。 文・絵: Anthony Browne
My World (TP)
マーガレット・ワイズ・ブラウンの『おやすみなさいおつきさま』の姉妹編。 家族の日常生活のいろいろなシーンが、子どもの視点でつづられます。カラーページと白黒のページが交互に登場する独特の世界を、余韻たっぷりの歌や朗読がいろどります。 文: Margaret Wise Brown 絵: Clement Hurd
N
The Napping House(JY)
外は雨。垣根にはあじさいとバラの花。こんな日は心地よいベッドでお昼寝が一番です。おばあさんがグッスリ寝ているのを見たら、ボクも眠くなってきました。そして、イヌもネコもネズミも、みんな丸くなって寝てしまいます。 文:Wood, Audrey 絵:Wood, Don
Nighty Night, Little Green Monster(JY)
あの怖い怖いBig Green Monsterには、なんと子どもがいた? ページをめくるごとに黄色い目が現れ、青緑色の鼻が現れ・・・・・・。違うところは、歯が1本しかなくて、髪の毛も1本だけ。そして小さいモンスターは何とも幸せそうな顔をしているのです。 文・絵: Ed Emberley
No One Saw (JY)
オキーフのように花を見た人はいない、スーラのように日曜日を見た人はいない、ゴッホのように星を見た人はいない、モネのように干し草を見た人はいない……。16作品の名画を掲載して、画家独特の視点に迫るユニークな絵本です。 文: Bob Rackza
主人公は小さなグリーンピースです。ひとつの豆が昆虫探し、ふたつの豆が魚釣り、3つの豆はボート遊び。さらに、ペンキ塗り、かけっこ、合唱と、いろいろなことに挑戦する豆の数がドンドン増えていき、最後には100個の豆が1から100までの旗を持って、ワーッと登場します。 文・絵: Keith Baker
Oops, Mr Wishy-Washy!(JY)
気のウィッシー・ウォッシーおばさんシリーズ。 ミスターは皿洗いの名人。ミセスが街に買い物に出掛け、ミスターが台所の蛇口をひねったところで、農場の動物たちが鳴き始めました。「おなかがすいているんだ」と思ったミスターは、水を出しっ放しにしたまま動物たちのところへ。 文: Joy Cowley 絵: Philip Webb
Over in the Meadow(JY)
カウンティングブック。牧草地の砂の上には1匹のカエル、小川には2匹のサカナと、さまざまな生き物が棲んでいます。穴あき絵本から順番に現れる生き物を10まで数えていく本。かじる、日なたぼっこをする、ゲロゲロ鳴くなど、生物に関するたくさんの表現が覚えられます。 絵: Evans, Michael
Owl Babies (TP)
3羽のフクロウの赤ちゃんがお母さんと暮らしていました。ある晩、子どもたちが目覚めるとお母さんの姿がありません。「狩りに行ったんだよ」と思っても、心配で心配でたまらない子どもたち。大きな目をして途方に暮れる姿が何とも愛らしい絵本です。 文: Martin Waddell 絵: Patrick Benson
P
Pancakes, Pancakes! (TP)
エリック・カールの絵本。「今日の朝ごはんは大きなパンケーキが食べたいな」とジャックが言いました。するとお母さんが「忙しいから手伝ってね」と言います。そこで、小麦を刈り取り、脱穀をして粉をひき、牛乳を搾りと、お母さんの指示に従って材料の準備をするジャック。 文・絵: Eric Carle
Panda Bear. Panda Bear, What Do You See? (JY)
大人気のBrown Bear, Brown Bearの姉妹誌のような絵本で、ジャイアントパンダのイラストでスタートします。次のページに登場する動物を紹介していく構成は同じ。水牛、アシカ、白頭ワシ、クモザルなど、10種類の野生動物が登場します。 文: Bill Martin Jr 絵: Eric Carle
Papa, Please Get the Moon for Me (TP)
エリック・カール作。夜空を見上げたモニカはお月さまと遊びたくなりました。でも小さいモニカの手には届きません。そこで、「パパ、お月さまを取って」とお願いします。パパが使う長ーいハシゴに合わせて、折りたたまれたページが横に広がったり、上に伸びたりします。 文・絵: Eric Carle
The Paper Bag Princess(TP)
美しい王女は、結婚を約束した王子に夢中。しかし、ある日ドラゴンがお城を焼き払い、王子を連れ去ってしまいました。王女のドレスも全部燃えてしまい、かろうじて燃え残ったのは「紙袋」のみ。そこで紙袋を身にまとった王女は、王子を救出する旅に出ました。 文: Robert Munsch 絵: Michael Martchenko
Peanut Butter and Jelly (mpi)
ピーナッツバターとジャムのサンドイッチは、アメリカの子どもたちのお弁当の定番。ゾウに手伝ってもらって、あり得ないほど大きなサンドイッチを作ります。なにしろゾウの背中でピーナッツをすりつぶし、バスタブの中でブドウをつぶすのですから大変。 イラスト: Nadine Bernard Westcott
大人気のピートと一緒に引き算の練習!!ネコのピートはボタンが大好き。お気に入りのシャツには4つのカラフルでかっこいいボタンがついています。でもボタンがひとつ飛んでしまって、残りはいくつ?ボタンがひとつずつ減っていってもピートはロックを歌い続けています。 文: Eric Litwin 絵: James Dean
Pete the Cat I Love My White Shoes (TP)
ネコのピートはロックが大好き。真っ白な新しい靴を履いて、通りを歩きながら歌を歌っています。♪I love my white shoes♪。ところがピートはイチゴの山に足を踏み入れてしまい、靴が真っ赤になりました。 文: Eric Litwin 絵: James Dean
Pete the Cat Rocking in My School Shoes (TP)
ネコのピートはロックが大好きで、いつもクールにキメています。今日はスクールバスに乗ってみんなと一緒に学校に行きますが、図書室で本を読むときも、図工の時間も、算数の時間も、いつもロックンロールを歌っています。 文: Eric Litwin 絵: James Dean
Pete’s a Pizza(JY)
ピートのピザではなく、ピートがピザ。友だちとボール遊びをしようとしたら雨が降ってきて、ピートはご機嫌斜め。パパはそんなピートを元気づけようとしピザ遊びを仕掛けます。何と、ピートの身体をこねたり伸ばしたりして、ピザにしようというのです。 文・絵: William Steig
イラストはドン・ウッド。親指の上には太っちょの小ブタ、人差し指の上にはお利口な小ブタ、ページいっぱいに大胆に描かれた手のうえで、ブタさんたちが奔放にはしゃぎ回ります。石けんできれいになったり、ドロドロに汚れたりと、それはそれは迫力十分。指遊びに最適な絵本です。 文:Wood, Audrey 絵:Wood, Don
スージーはガチョウの仲間たちを見渡して、自分は違うふうになりたいと思います。コウモリのように逆さまになれたら、ペンギンのように氷の上を滑れたら、カンガルーのようにジャンプできたら。でも、ライオンの耳元で吠え方を真似してみたら、怒ったライオンに追いかけられてピンチ。 文・絵: Petr Horacek
Skip through the Seasons(JY)
スキー、種まき、海水浴、落ち葉拾いと、1月から12月までの季節の風物詩をコラージュ風の凝ったイラストで描いています。イラストの中から単語を12個ずつ探していくゲーム付き。巻末には月の名称の由来やカレンダーの歴史を説明したトリビア情報も掲載。 著者:Blackstone, Stella; Carluccio, Maria
ステファニーの髪型で学校中が大騒ぎに!!ステファニーのクラスでは誰もポニーテールにしていません。そこでママにポニーテールを結ってもらって登校したら、皆から「みっともない」とはやし立てられました。ステファニーは“It’s my ponytail and I LIKE IT.”と言い返します。 文: Robert Munsch 絵: Michael Martchenko
Stone Soup(JY)
戦地から故郷に帰る途中の3人の兵士は、丸2日も何も食べていません。ある村で食べ物を少し分けてもらえるよう頼みますが、どの家に行っても断られます。作物が不作で、村人たちもお腹を空かしているというのです。 文・絵: Marcia Brown
A Story A Story(JY)
アフリカの民話をもとにした絵本です。昔々、まだこの世に物語がなかった時代、クモ男のクワク・アナンセはクモのイトを伝って空に昇り、神様に物語を譲ってくださいとお願いしました。神様が提示した3つの条件はどれも難しいもの。クモ男は知恵を絞ります。 文・絵: Gail E. Haley
The Story of the Little Mole(JY)
ある日、穴からひょっこり顔を出した近眼のモグラ。突然、頭の上に何かが降ってきた。あまりのことに怒り心頭。ハト、ウマ、ウサギ、ヤギ、ウシ……と犯人捜しをするモグラ。いろいろな動物のフンの特徴がリアルに学べます。子どもたちにバカ受けの1冊。 著者:Holzwarth, Werner; Erlbruch, Wolf
Strawberries Are Red(TP)
フルーツサラダの出来上がり!赤いイチゴ、オレンジ色のオレンジ、黄色いバナナ、緑色のリンゴ、青いブルーベリー、紫色のブドウ。カラフルな果物が次々と登場します。ページが階段状にカットされ、最後のページを開くと、食器の中に色とりどりのサラダが完成する仕掛け絵本。 文・絵: Petr Horacek
The Stray Dog(JY)
ピクニックに出掛けた一家は小イヌと出会いました。ウィリーと名付けて一緒に遊んだ子どもたちは、小イヌを家に連れ帰ろうとしますが、「誰かの飼い犬かもしれないでしょ」と両親は反対します。 文・絵: Marc Simont(マーク・シモント)
Suddenly(TP)
のんきに歩いている小ブタのプレストンを物かげから狙っているのは、恐ろしいオオカミ。 あぶない!と思った瞬間に、プレストンは用事を思い出して方向転換しました。お母さんに買い物を頼まれていたのです。リズミカルな朗読が迫力満点です。 文・絵: Colin McNaughton
Suzy Goose and the Christmas Star (TP)
ガチョウのスージーと農場の仲間たちはクリスマスツリーの飾り付けをしました。でも何かが足りません。そう、一番上に飾る星がなかったのです。夜空に輝く星を見上げたスージーは、その星を取ろうと飛び出していきました。 文・絵: Petr Horacek (ペトル・ホラチェック)
Swimmy(JY)
レオ・レオニのコルデコット賞銀メダル受賞作。たくさんの小さいサカナの兄弟が大きなサカナにひと飲みにされ、泳ぐのが速かったスイミーだけが助かりました。ひとりぼっちのスイミーは寂しくて、悲しくてたまりません。 文・絵: Leo Lionni
Sylvester and the Magic Pebble (TP)
1970年コルデコット賞金メダル受賞作。ロバのシルベスターは変わった色や形の小石を集めるのが趣味。ある日、ピカピカの赤い小石を見つけました。それは実は魔法の石、そして事件が起こります。親を思う子の気持ち、子を思う親の気持ちが伝わる名作。 文・絵: William Steig
Sylvia Long’s Mother Goose (JY)
「ホットクロス・バンズ」「ジャック・アンド・ジル」「オールド・マザーハバード」をはじめとする83編を選び、シルビアロングのイラストで綴ったマザーグース。 絵: Sylvia Long (シルヴィア・ロング)
T
Ten Fat Sausages(JY)
フライパンの上でジュージュー音をたてるソーセージ。子どもたちがホットドッグ屋さんに集まってきました。10本あったソーセージがページをめくるごとに2本ずつ減っていき、逆にホットドッグを手にした子どもが増えていきます。最後はとうとう売り切れ。 出版社: Child’s Play (International)
Ten in the Den(JY)
ジョン・バトラー作。10から1までのカウントダウンブック。ほら穴にはぬいぐるみのようにかわいい10匹の動物が。ゴロゴロ遊びをしているうちに、1匹ずつ野原を転げ落ちてしまいます。ウサギ、モグラ、ビーバー、アナグマ……。最後に残った小ネズミは、みんなと会えるのかな。CDのリズミカルな歌が絵にマッチ。 文・絵: John Butler
メム・フォックスのリズミカルな英文が耳に心地よい、子守歌のような絵本です。さあ、寝る時間ですよ。ネズミもアヒルもネコもみんな、お母さんにやさしく見守られながら眠りにつきます。 文: Mem Fox 絵: Jane Dyer
The Tiny Seed (TP)
エリック・カールの絵本。ある秋の日、強風が花の種を吹き飛ばしました。ひとつは高く飛びすぎて太陽に焼かれ、ひとつは海に落ち、あるものは鳥に食べられ。そして、いちばん小さい種だけが生き延びました、命の不思議さとたくましさに心打たれる1冊。 文・絵: Eric Carle
Titch (TP)
3人兄弟の末っ子のティッチは、お兄さん、お姉さんの仲間入りがしたくて、いっしょうけんめい三輪車で自転車を追いかけたりしますが、いまいちレベルが違うのです。でも、ティッチが植えた小さい種が芽を出し、お兄さんたちの背丈を超えて大きくなりました。 文・絵: Pat Hutchins
To Market, To Market (JY)
何とも強烈なイラストの絵本です。オバサンは太ったブタをまるごと1匹、スーパーで買って帰宅しました。次にメンドリを買って帰ったら、ブタが囲いから逃げて冷蔵庫を荒らしています。子ヒツジに雌ウシと、次々と買い求めて、全部で8匹。台所はもう大混乱です。文: Anne Miranda 絵: Janet Stevens
海賊のボリス船長は見るからに野蛮。手下たちもみな、船長に負けず劣らず恐ろしい顔つきです。しかし、無慈悲に略奪を続ける海賊たちも、ペットのオウムが死んでしまったとき、みな嘆き悲しむのです。 文: Mem Fox 絵: Kathryn Brown
Triangle (TP)
三角さんは三角形の家に住んでいて、ドアも周りの景色もぜんぶ三角。ある日、三角さんは三角地帯を抜け、よくわからない地帯を通り過ぎて、はるばる四角形だらけの地域に足を踏み入れました。四角形の家に住む四角さんに、いたずらを仕掛けるためです。 文: Mac Barnett (マック・バーネット) 絵: Jon Klassen (ジョン・クラッセン)
『おやすみなさいおつきさま』で有名なマーガレット・ワイズ・ブラウンの1949年の作品に、2020年にグレッグ・ピッツォーリがイラストを提供したばかりのハードカバー。ゴム印の手法を駆使した、なつかしさを感じさせるイラストがみごとです。 文: Margaret Wise Brown (マーガレット・ワイズ・ブラウン) 絵: Greg Pizzoli (グレッグ・ピッツォーリ)
水は雨、しずく、氷、そして雪になる。雲となって空高く昇り、地底深く沈み込む。花々を潤したかと思うと、しおからい涙にもなる。さまざまなシーンの水がまるで虹のようにカラフルに描かれています。地球環境の大切さを考えさせる絵本です。 文・絵: Frank Asch(フランク・アッシュ)
We All Go Traveling By (JY)
黄色いスクールバスはbeep-beep-beep、真っ赤なトラックはrumble-rumble-rumble、青い列車はchuff-chuff-chuff。8種類の乗り物の色と音が学べます。誌面に乗り物が増えて行き、繰り返される英文もだんだん長くなっていきます。 文: Sheena Roberts 絵: Siobhan Bell
クマ狩りに出掛けよう。大きいのを捕まえるんだ。家族5人と飼い犬も一緒だから恐くなんかありません。野を越え、川を渡り、吹雪に見舞われたりしながらクマを探します。カラーページと白黒のページが交互に登場し、ちょっぴり不安を抱えながらも前進する様子を表現しています。 文: Michael Rosen 絵: Helen Oxenbury
We’re Going on a Picnic(TP)
よく晴れた日に、メンドリとカモとガチョウはピクニックに出掛けることにしました。大好きなイチゴとリンゴとナシをバスケットに詰めて出発しますが、どの場所がいいか迷っているうちに、誰かがバスケットの中味をねらっていますよ。 文・絵: Pat Hutchins
What Am I? (JY)
わたしは赤くて、丸くて、土の上に落ちるもの、さて何でしょう。四角い穴から少し見えているのは、表面にちょっとツブツブがあるような赤いもの。ページをめくると、そう! 木に実るリンゴです。 文: M.N. Charles 絵: Leo & Diane Dillon
ほおずりしたくなるような動物の赤ちゃんたちが登場するジョン・バトラーの絵本。woofと鳴くのはどの子?miaowと鳴くのは? 10種類の動物とその鳴き声が覚えられます。子どもと一緒に鳴き真似をしてみましょう。 文・絵: Butler, John
Who Stole the Cookies from the Cookie Jar?(JY)
絵本自体がクッキー入れの形をしていて、フタを上に引き出すことができる仕掛け絵本。「クッキーを盗んだのはだれ?」「あなたでしょ!」「ボクじゃないよ!」「じゃあだれ?」というやり取りをしている間に、クッキーが1枚ずつ減っていきます。 絵: Jane Manning(ジェーン・マニング)
Whoever You Are
メム・フォックス作。膚の色が違っても、お家の形が違っても、言葉が違っても、暮らし方が違っても、あなたが誰でも、どこに住んでいても、心の中は同じ、笑顔も共通。同じように痛がり、同じように泣く。同じように喜び、同じように愛する。人類の多様性への賛歌のような絵本です。 文: Mem Fox(メム・フォックス) 絵: Leslie Staub(レズリー・スタウブ)
Whose Baby am I?(JY)
ジョン・バトラー作。ボクのお母さんは誰でしょう。コアラ? パンダ? シマウマ? 9種類の赤ちゃん動物が誌面に大きく描かれていて、小さい子どもは釘づけになるはず。巻末にはcub、calf、pup、chickなど、子どものときの呼び名がまとめられていて、大人にも勉強になります。 文・絵:Butler, John
The Wind Blew (JY)
The Doorbell RangやTitchでおなじみのパット・ハッチンスの作品。風がホワイトさんのカサを吹き飛ばして裏返しにし、プリシラの風船をひったくり、それでも全然収まらなくて、次々といろんなものを空中に舞い上げます。 文・絵: Pat Hutchins (パット・ハッチンス)
Without You(JY)
「世界で最も過酷な子育てをする鳥」と呼ばれる皇帝ペンギン。お母さんが卵を産むと、その卵はお父さんにバトンタッチされます。産卵を終えたお母さんは、エサを求めて遠くの海に旅立つのです。卵はお父さんの足の上に慎重に乗せられて、ヒナが孵る日を待ちます。 文: Sarah Weeks 絵: Suzanne Duranceau
Winnie and Wilbur Meet Santa (Oxford)
ケーキとビスケットを焼き、たくさんのカードを書き、ツリーを飾り、屋敷中にライトを張り巡らし、最後にノースポールのサンタさんへのお手紙を投函して準備万端。そして迎えたクリスマスイブ、サンタさんはウィニーの家の煙突にはさまって、大幅に時間をロスしてしまいました。 文: Valerie Thomas 絵: Korky Paul