年齢のめやす:乳幼児~

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (JY)

茶色いクマが見ているのは赤いトリ、赤いトリが見ているのは黄色いアヒル。10種類の動物と色の組み合わせが、心地よいメロディに乗って流れてきます。

 

 

Chicka Chicka Boom Boom(JY)

アルファベットたちが順々にココナツの木のうえに登っていきます。でも、支えきれなくて地面に落ちてしまいました。そのあと、アルファベットたちはどうしたでしょう。

 

 
 

Choo Choo(TP)

ペトル・ホラチェックの小さい子ども向けボードブック。機関車に乗ってみんなで出発です。ページが山の形やトンネルの形にくりぬかれた仕掛けと、擬音語が楽しい絵本です。軽快に走る機関車のようなリズミカルな歌と、汽笛などの効果音に乗せた朗読が収録されています。

 

 

Color Zoo(JY)

1990年コルデコット賞銀メダル受賞作。鮮やかな色のボードブックが丸、四角、三角、長方形、だ円、ハート、ひし形、八角形、六角形の形に切り抜かれ、切り抜き部分の絶妙の重なりで、トラやネズミの顔になるという想像力をかき立てる絵本。

 

 
 

Down by the Station(JY)

英語圏の童謡をもとにした絵本。CDの歌を聞けば、誰でも耳にしたことがあるはず。朝のひっそりした駅前の広場。

 

 

Five Little Ducks(JY)

5匹の小アヒルが丘を越えて、遠くまで散歩に出掛けました。ママが呼び寄せると、あれ、4匹しかいません。りにはキツネやナマズや、怖い生き物がたくさんいるのに。4匹が3匹になり、2匹になり。小アヒルは無事にママのところに戻れるのでしょうか。

 

 
 

Go Away, Big Green Monster(JY)

暗闇に浮かぶ黄色い目。ページをめくると、緑色の鼻、赤い口と、顔のパーツがひとつずつ出てきて、やがてモンスターの顔全体が現れる仕掛け絵本。

 

 

Goodnight Moon (TP)

ベッドに入った小ウサギが部屋の中のいろいろなものや、窓から見えるものにひとつひとつおやすみなさいをしていきます。カラーページと白黒のページが交互に登場し、カラーページはだんだん暗くなって眠りを誘います。韻を踏んだ英文でこそ味わいたい名作です。

 

 

Hooray for Fish!(JY)

メイシーちゃんでおなじみのルーシー・カズンズの絵本。Hello! ボクは海の中の小さなサカナ、仲間がたくさんいるんだよ。赤青黄色のサカナ、太ったサカナや細長いサカナ。鮮やかなイラストのサカナたちが、リズミカルな歌と一緒に韻を踏んで登場し、思わずHoorayと言いたくなること間違いなし。

 

 

How Do You Feel?(JY)

15種類の感情表現を学ぶ本。いま、どんな気分? うーん、ときには退屈だったり、寂しかったり、自信満々かと思うと、次には気弱になったり。サルくんが表情たっぷりにいろいろな感情を表現します。

 

 
 

Mouse Paint(JY)

白い紙の上の3匹の白いネズミはネコには見つかりません。ある日、ネコが寝ているすきにネズミたちは赤、黄、青の絵の具のビンによじ登りました。赤と黄色が混じるとオレンジ色になり、黄色と青色が混じって緑色になりと、ネズミたちは色の変化が面白くてたまりません。

 

 

My Car(JY)

サムはクルマが大好き。原色を多用した鮮やかなイラストの中で、まん丸の目をしたおもちゃのようなサムが、大切なクルマについて説明をします。交通法規を守り、慎重に運転するサム。クルマのパーツや、交通標識についても学べます。乗り物が大好きな男の子にはたまらない1冊。

 

 
 

Nighty Night, Little Green Monster(JY)

あの怖い怖いBig Green Monsterには、なんと子どもがいた? ページをめくるごとに黄色い目が現れ、青緑色の鼻が現れ・・・・・・。違うところは、歯が1本しかなくて、髪の毛も1本だけ。そして小さいモンスターは何とも幸せそうな顔をしているのです。お空のお星さまがひとつ増えるごとに、顔のパーツにひとつずつ「お休みなさい」をしていきます。満天の星空になり、お月様も出たら、もうぐっすり。CDの歌も子守歌のようなやさしさです。

 

 

Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear?(JY)

エリック・カール『しろくまくんなにがきこえる?』の英語版。ここは動物園。10種類の動物たちが次のページに登場する動物の鳴きかたを紹介します。軽快でリズミカルな歌に乗せて、ほえる、うなる、いななくなどの英語表現が学べます。

 

 
 

Twinkle Twinkle Little Star(JY)

『きらきらぼし』の3番までの歌詞に乗せて、北極圏から砂漠まで、世界中を旅しましょう。1番は歌えても、2番、3番の歌詞は知らない人も多いのでは。普段なにげなく口ずさんでいる歌も、歌詞の意味深さにハッと気付かされることがあります。真っ暗闇の中で明るく輝いて希望を与え、人々に道を示してくれるお星さまに感謝したくなる絵本です。

 

 

The Wheels on the Bus(JY)

大きな赤いバスにピエロやマジシャンや、ちょっと変わった服装の人たちが乗り込んできます。はて、目的地はどこでしょう。タイヤが「クルクル」、ワイパーが「シュッシュッ」といった英語の擬態語が学べる、昔から歌い継がれている童謡をもとにした絵本です。

 

 
 

Who Says Woof?(JY)

ほおずりしたくなるような動物の赤ちゃんたちが登場するジョン・バトラーの絵本。woofと鳴くのはどの子? miaowと鳴くのは? 10種類の動物とその鳴き声が覚えられます。子どもと一緒に鳴き真似をしてみましょう。日本語との違いも確認してみましょう。

 

 

Whose Baby am I?(JY)

ジョン・バトラー作。ボクのお母さんは誰でしょう。コアラ? パンダ? シマウマ? 9種類の赤ちゃん動物が誌面に大きく描かれていて、小さい子どもは釘づけになるはず。巻末にはcub、calf、pup、chickなど、子どものときの呼び名がまとめられていて、大人にも勉強になります。

 

 
 

年齢のめやす:保育園・幼稚園児~

Alphabatics(JY)

A はArk (箱船)。B はballoon (風船)。このアルファベットの絵本では、文字が引っ張られたり、曲げられたり、裏返しになったりして、みるみるうちに変わっていきます。

 

 

The Ants Go Marching!(JY)

雨が降ってきて巣へと急ぐアリさん。2×2、3×3と数が増えていって、最後には10×10の100匹の大行進となります。

 

 
 
 

Balloonia(JY)

「空に飛んでいった風船はどこに行くと思う?」「風船の国だよ。そこでは風船は生きているんだ」 弟のマシューのことばを鼻で笑っていたジェシカですが……。

 

 

Bark, George(JY)

イヌの親子が吠え方の練習をします。「吠えてごらんなさい」、お母さんイヌが子イヌのジョージに言うと、「ニャオ」。

 

 
 

Bear Hunt(JY)

クマくんが森をお散歩しているところへ、二人のハンターがやってきました。

 

 

The Carrot Seed(JY)

男の子がニンジンのタネをまきました。家族は「(芽は)出てこないよ」と言いますが、男の子は毎日水をやり、雑草を取り、そしてとうとう……。邦題『にんじんのたね』。

 

 
 

Corduroy(JY)

デパートのおもちゃ売場に並んでいるテディベアのコーデュロイ。ある日、女の子がひとめ見てコーデュロイを気に入りますが、お母さんは、今日はたくさん買い物をしてしまったし、それにオーバーオールのボタンがひとつ取れているからと買ってくれませんでした。

 

 

The Doorbell Rang(JY)

ママが焼いたクッキー12枚分をふたりで分けるとひとり6枚。ドアベルが鳴るたびに友だちが増えて、ひとり分が減っていきます。

 

 
 

Drummer Hoff (TP)

コルデコット賞受賞作。PrivateからGeneralまで、階級の異なる7人の兵士が韻を踏んで登場します。鮮やかなイラストはGo Away, Big Green Monster!で大人気のエド・エンバリー。朗読はラッパの音、太鼓の音など、効果音たっぷりです。

 

 

Eating the Alphabet(JY)

「ベストセラーの『チカチカブンブン』にイラストを提供しているLois Ehlertが、アルファベット26文字で始まる野菜と果物75種を紹介します。

 

 
 

Five Little Monkeys Jumping on the Bed(JY)

さあ、おやすみの時間です。五匹のコザルたちはお母さんが部屋を出て行ったのを見計らって、ベッドのうえを飛び跳ね始めました。ところが、一匹のコザルがベッドから転がり落ちて、さあ大変。お医者さんからは「もう絶対にベッドのうえを飛び跳ねないように」と言い渡されますが……。

 

 

Freight Train(JY)

1979年、コルデコット賞銀メダル受賞作。最後部は赤い車掌車、次はオレンジのタンク車、黄色のホッパー車、緑、青、紫と続き、先頭はもちろん黒い蒸気機関車。カラフルな貨物列車がぐんぐんスピードを上げて行き、トンネルを抜けて疾走します。文字は少しだけですが、完成度の高い絵、汽笛やガタンゴトンの効果音をアレンジしたCDに大人も魅了されるでしょう。

 

 
 

From Head to Toe (TP)

エリック・カール作。ペンギン、キリン、バッファローなど、12匹の動物が登場し、「ボクは首をかしげることができるよ」「肩を上げることができるよ、キミはどう?」と問い掛けます。それに対して、人間の子どもが「できるよ!」と返していきます。CDはリズミカルな歌、チャンツなど7つのバージョンです。

 

 

The Happy Day(JY)

雪深い森の中、動物たちは眠っていました。でも、春のにおいに気づき、動物たちは目をあけて、鼻をくんくん。やがて、春のにおいのする方向へ走りだします。白黒の「冬」の世界から、あざやかな「春」の一輪が咲きます。野ネズミ、クマ、カタツムリ、リス、登場する動物たちがとてもかわいらしいです。2010年コルデコット賞オナー賞受賞作品。

 

 
 

Here We Go Round the Mulberry Bush(JY)

イギリスのナーサリーライム、おなじみの『桑の木のまわりを回ろう』のメロディに乗せて、子どもたちの1日がリズミカルに綴られます。

 

 

I Like Me!(JY)

ブタの女の子は自分のことが大好き。ちょっとポッチャリしているところも好き。転んでも自分で立ち上がり、失敗してももう一度やり直します。ありのままの自分を受け入れ、いつも前向きに考えるメッセージが込められた絵本です。
 
 

I Went Walking(JY)

小さな男の子がお散歩に出かけます。誰に会うのでしょう? ページの端にちょっとだけ見えているものから、次のページに登場する動物を想像してみましょう。

 

 

If the Dinosaurs Came Back(JY)

もし恐竜がよみがえったら、消防士さんが火を消すお手伝いができるし、高層ビルを建てる資材運びに、図書館の一番上の棚から本を取り出すお手伝いもできる。恐竜が大好きな子どもの夢はドンドンふくらみます。ティラノザウルス、トリケラトプス、アパトサウルスなど、全部で23種の恐竜たちが無邪気な目をして登場し、人々の暮らしを助けてくれます。

 

 
 

Jamberry (TP)

男の子とクマさんがいろいろなベリーをいっぱい摘む、カラフルで楽しい絵本です。ブルーベリー、ストロベリー、ラズベリーはもちろん、食べられそうにないベリーも次々と登場します。CDは軽快な音楽に乗せたチャンツ形式。まるでジャンボリーのように賑やかなCDを聞くと、みごとな韻を踏んでいるのがよくわかります。

 

 

Jasper’s Beanstalk(JY)

月曜日、ネコのJasper は豆を見つけました。そして火曜日、豆を土に埋めました。「ジャックと豆の木」のように、あっという間に豆の木が生えてくることを期待しているJasper ですが、待っていてもなかなか芽は出てきません。

 

 
 

Lots of Feelings(JY)

たくさんの感情表現を、誌面いっぱいに広がる子どもたちの顔写真で学ぶ本。ハッピーだったり、悲しかったり、怒っていたり、真面目だったり。子どもたちはストレートに感情を表し、CDの音楽もそれぞれにマッチしています。

 

 

Meg and Mog(JY)

ハロウィーン・パーティのお話。

 

 
 

Miss Mary Mack(JY)

英語圏の子どもたちに大人気の手遊び歌『ミス・メリーマック』のロングバージョン。同じ単語が3回繰り返されるリズミカルな歌が13番まで続きます。

 

 

The Napping House(JY)

外は雨。垣根にはあじさいとバラの花。こんな日は心地よいベッドでお昼寝が一番です。おばあさんがグッスリ寝ているのを見たら、ボクも眠くなってきました。そして、イヌもネコもネズミも、みんな丸くなって寝てしまいます。でも、あることをきっかけに次々と目を覚ますと、空にはきれいな虹が。ドン・ウッドのイラストがみごとです。

 

 
 

Noah’s Ark (TP)

メイシーちゃんでおなじみのルーシー・カズンズが、子どもたちのために描いた『ノアの箱船』のお話です。いろいろな種類の動物たちを2匹ずつ乗せた箱船は、40日間続いた大雨と大洪水を乗り切ります。テンポの良い歌と、カズンズのイラストで、神の怒りのお話もほのぼのとしたものに仕上がっています。

 

 

Old Macdonald Had a Farm(JY)

マグドナルド爺さんの牧場には、どんな動物がいるかな? 動物の鳴き声も聴いてみよう。日本で「ゆかいな牧場」として知られている民謡の絵本です。

 

 
 

Papa, Please Get the Moon for Me (TP)

エリック・カール作。 夜空を見上げたモニカはお月さまと遊びたくなりました。でも小さいモニカの手には届きません。そこで、「パパ、お月さまを取って」とお願いします。パパが使う長ーいハシゴに合わせて、折りたたまれたページが横に広がったり、上に伸びたりします。

 

 

Peanut Butter and Jelly (mpi)

ピーナッツバターとジャムのサンドイッチは、アメリカの子どもたちのお弁当の定番。ゾウに手伝ってもらって、あり得ないほど大きなサンドイッチを作ります。なにしろゾウの背中でピーナッツをすりつぶし、バスタブの中でブドウをつぶすのですから大変。CDは思わず口から出てくるリズミカルなチャンツ仕立てです。

 

 
 

Rosie’s Walk(JY)

雌鳥のロージーは農場をのんびりお散歩中。大変、後ろからキツネが狙っています。ロージーはただ歩いているだけなのに、つけ狙うキツネは、なぜか粉まみれになったり、ミツバチに追い回されたりと散々な目に。英文はわずか32語ですが、黄色と赤の鮮やかな絵が情景を豊かに表現しています。

 

 

See You Later, Alligator!(JY)

二種類のワニさんが登場します。チャキチャキタイプのクロコダイルに比べて、アリゲーターはなにごともマイペースののんびり屋さん。お掃除にお洗濯にクロコダイルは大忙し。「手伝って」と言っても、「そのうちにね」だって。ついに堪忍袋の緒が切れてしまいます。楽しい指人形付き絵本です。

 

 
 

Silly Sally(JY)

おバカなサリーのおかしなお話。なぜか逆立ちをして後ろ向きに進むサリーと出会った動物たちも、みんなサリーを真似します。逆立ちをしながら歌ったり、眠り込んだりしながら、おかしな行列は街をめざします。タイトルからわかるように、ダジャレのような韻を踏んだ愉快なお話です。

 

 

Ten Fat Sausages(JY)

フライパンの上でジュージュー音をたてるソーセージ。子どもたちがホットドッグ屋さんに集まってきました。10本あったソーセージがページをめくるごとに2本ずつ減っていき、逆にホットドッグを手にした子どもが増えていきます。最後はとうとう売り切れ。ソーセージの形に穴があいた仕掛け絵本です。

 

 
 

10 Things I Can Do to Help My World (TP)

地球のためにできることを子どもの立場から描いています。 歯を磨いている間は水を止めておくと、コップ18杯分の水を節約できる。紙の両面を使うと、たくさんの樹を伐採しないで済む。ページがいろいろな形にカットされていて、子どもたちの好奇心を誘います。CDは効果音たっぷり。

 

 

Titch (TP)

3人兄弟の末っ子のティッチは、お兄さん、お姉さんの仲間入りがしたくて、いっしょうけんめい三輪車で自転車を追いかけたりしますが、いまいちレベルが違うのです。でも、ティッチが植えた小さい種が芽を出し、お兄さんたちの背丈を超えて大きくなりました。

 

 
 

Today Is Monday(JY)

エリック・カール『月ようびはなにたべる?』の英語版とCDのセット。アメリカのわらべうたをもとにした絵本です。

 

 

The Very Hungry Caterpillar (mpi)

生まれたてでおなかがペコペコのあおむしは、月曜日にリンゴ1個、火曜日に洋ナシ2個と、どんどん食べ続けてもまだおなかがいっぱいになりません。土曜日にはとんでもないことに……。いろいろな食べ物の名前、曜日と数字が覚えられる穴あき絵本です。

 

 
 

What Mommies Do Best/What Daddies Do Best (TP)

片方からはお母さんと子どものお話、本を逆さまにすると、もう一方からはお父さんと子どものお話が始まるという凝ったつくりの絵本。

 

 

What’s the Time, Mr Wolf?(JY)

オオカミさん、いま何時? いつもお腹を空かしているオオカミさんとといっしょに時間の勉強ができる、楽しい指人形付き絵本です。本の後ろから指を入れて、オオカミさんの口をパクパクさせることができます。どのページにもデジタル時計とアナログ時計の両方が登場します。

 

 
 

Zin! Zin! Zin! A Violin(JY)

コルデコット賞銀メダル受賞作。大きなコンサート会場。オーケストラのメンバーがひとりずつ順番に現れて、素晴らしい演奏を披露してくれます。まずは、トロンボーンのソロ。次に、トランペットが加わってデュオに。オーケストラの楽器を覚えるの最適な絵本です。

 

 
 

年齢のめやす:小学生~

The Big Hungry Bear(JY)

小さなネズミが森の中でおおきなイチゴを発見! 赤く熟れていてとても大きなイチゴ……。

 

 

Click, Clack, Moo Cows That Type(TP)

『オールド・マクドナルド』ののどかなメロディに乗せて聞こえてくるのは、ブラウンさんの農場の納屋で響くカチャカチャいうタイプの音。ここのウシさんはタイプが打てるのです。「親愛なるブラウン様、夜になるととても寒いので、電気毛布をください。敬具」。要求に応じてくれないブラウンさんに対し、ウシはミルクを出さないストライキを決行し、ブラウンさんが最後通告を突きつけ、ウシたちは緊急会議。深刻なお話が、ユーモラスなイラストで進行します。さて結末は?

 

 
 

Dinosaur Encore(JY)

もし恐竜たちが現代によみがえったら、どうなるでしょう。背の高さ、怒りっぽさ、走る速さ、食べる量などを、ヤギ、ワニ、ダチョウ、ウマなどと比較しながら、恐竜の種類と特徴を紹介します。

 

 

Dry Bones(JY)

さあ、骨と骨をつなげてみよう! この伝統的な黒人霊歌は身体の名前を覚えるのに最適です。穴あき絵本のページをめくると、男の子の身体の一部が骨に変わります。

 

 
 

Each Peach Pear Plum(JY)

ケイト・グリーナウェイ賞受賞作。絵の中に隠れているキャラクターを”I spy”と探していきます。親指トム、シンデレラ、ジャック&ジルなど、マザーグースや童話でおなじみの登場人物を見つけましょう。

 

 

Gorilla (TP)

ケイト・グリーナウェイ賞受賞作。リアルなゴリラのイラストで名高いアンソニー・ブラウンの代表作です。お父さんとふたり暮らしのハンナはゴリラが大好き。お父さんは仕事が忙しくて、ハンナは寂しい思いをしていました。お誕生日の夜、信じられないことが起こります。ゴリラがハンナの部屋にやってきて、動物園に連れて行ってくれるというのです。

 

 
 

The Great Big Enormous Turnip(JY)

小学1年生が国語で学ぶロシア民話『大きなかぶ』の英語版。ヘレン・オクセンベリーのイラストは、大きくなってから英語で読み直すのにピッタリ。CDにはミュージカル・バージョンも収録され、まるでロシアの大地から響いてくるような歌は聞き応え十分です。

 

 

Guess How Much I Love You (TP)

ちいさいウサギは大きいウサギが大好き。こーんなに両手いっぱい伸ばしたくらい好きだよ。でも、大きいウサギはもっともっと両手を伸ばして、こんなに、こーんなに好きさと返してくるのです。ちいさいウサギのひたむきさに心が温かくなる名作。

 

 
 

Harvey Slumfenburger’s Christmas Present (TP)

ケイト・グリーナウェイ賞を二度受賞したジョン・バーニンガムの作品。プレゼントを配り終えてやっと帰宅したサンタ。トナカイは体調不良で早々にベッドへ。ところが、袋の中に1個だけ配り忘れたプレゼントが残っているではありませんか。しかもそれは、はるか遠くの山の上に住んでいる男の子宛のものでした。トナカイに頼れないサンタさんは、途中で飛行機に乗せてもらったり、バイクに乗せてもらったりしながら、山をめざします。

 

 

Hello, Red Fox(JY)

もうすぐカエルの誕生日。お母さんガエルはパーティを開くことにしました。招待したのは、赤いキツネ、紫色のちょうちょ、オレンジ色のネコ、緑色のヘビ、黄色い鳥、青い魚。でも、やってきたのは……? 色彩の補色がわかる絵本です。

 

 
 

I Am the Music Man(JY)

さあ、君は何が演奏できるの? 穴あき絵本の窓からいろいろな楽器を持った演奏家たちが顔を出して、きれいな音を奏でます。

 

 

If You Give a Mouse a Cookie(JY)

もしも通りすがりのネズミにクッキーをあげたら、ネズミはミルクを欲しがるでしょう。もしミルクをあげたら……。ネズミの要求は際限なく続きます。

 

 
 

If You Take a Mouse to School(JY)

もしもネズミを学校に連れて行ったら、ネズミはランチボックスを欲しがるでしょう。もちろんサンドイッチも。そのあたりは当然としても、学校に着いたネズミは算数もするし、verisimilitudeなんて難しいスペルも書くし、理科の実験にも参加するのです。

 

 

The Jacket I Wear in the Snow(JY)

冬はモコモコと重ね着します。ジャケット、マフラー、帽子、手袋、セーター……。ページをめくるごとに身につけるものが増えていき、最後には泣き出した子どもをお母さんが助けに来てくれました。今度はマフラーをゆるめ、セーターのボタンをはずしと、服を脱いでいく表現が登場。韻を踏んだ繰り返しのフレーズが楽しめます。

 

 
 

The Lady with the Alligator Purse (mpi)

縄とびをするときに歌われる童謡がもとになっており、リズミカルな英文が特徴です。赤ちゃんが巻き起こすとんでもないトラブルを、「ワニの形のバッグを持ったおばさん」がササッと解決するという荒唐無稽なお話。でも、こんなスーパーおばさんがどこかにいるのではと期待してしまいます。

 

 

Little Beauty (TP)

手話のできるゴリラが主人公。ある日ゴリラは「友だちが欲しい」と飼育員に伝えました。連れてこられたのはかわいい小ネコ。あまりのミスマッチぶりにどうなることかと思いましたが、ふたりはとっても仲良しに。でも、事件が起きました。大きなゴリラと小さな小ネコの友情をユーモラスに描いたお話です。

 

 
 

Little Beaver and The Echo (TP)

大きな沼のほとりに、小さいビーバーがひとりで住んでいました。ビーバーには兄弟も友だちもいません。ある日、寂しさに耐えかねて泣き出してしまいました。すると、はるか遠くの対岸から、誰かが泣いているのが聞こえてきました。その「誰か」を探しに行く途中で、カモやカワウソやカメが仲間に加わって……。大自然と動物たちを丁寧に描いた水彩画に魅了されます。CDは「こだま」や音楽が巧みにアレンジされたドラマ仕立てです。

 

 

Madeline(JY)

1940年のコルデコット賞銀メダル受賞作。パリの寄宿舎で暮らす12人の女の子とミス・クラベル。一番小さいマドレーヌはネズミも怖くないし、動物園のトラも平気。盲腸になってしまっても、手術の傷跡を自慢げに見せびらかす元気な女の子です。表紙のエッフェル塔をはじめ、オペラ座、ノートルダム寺院、ヴァンドーム広場など、パリの風景が随所に描かれています。

 

 
 

Mary Wore Her Red Dress(JY)

リスのメアリーは赤いドレスを着て、クマのお誕生パーティに出掛けます。アライグマのヘンリーは緑色のスニーカーを履いています。最初は白黒の鉛筆画から始まり、ページをめくるごとに1色ずつ色が増えていって、最後はカラフルなパーティがスタート。色の名前を覚えるのに最適な絵本です。

 

 

Me! Me! ABC(JY)

パンダやウサギ、カメなどのキャラクターたち8人(匹?)が、アルファベット26文字で始まる動詞を教えてくれます。これらは革でできた人形の実写で、かわいいけれどかなりユニーク。AはAdmire me. EはE-mail me. PはPay attention to me.など、それぞれの意味に合わせた表情を誌面いっぱいに見せてくれます。大人にもおすすめの、ちょっと癒やし系絵本です。

 

 
 

Mr Wolf’s Week(JY)

オオカミさんの1週間が始まりました。月曜日は雨、レインコートを着て雨靴を履いて、カサを持ってお出掛けです。曜日ごとにお天気が変わり、オオカミさんの服装も変わります。それぞれユーモラスなマンガ付きで、オオカミさんの悪戦苦闘ぶりが楽しめます。

 

 

My Cat Likes to Hide in Boxes(JY)

フラ”ンス”のネコはダ”ンス”が好き、スペ”イン”のネコはエアプレ”イン”が好きと、世界各地のネコが韻を踏んで登場します。各国の特徴あるネコたちに比べて、わたしのネコはただただ箱に隠れるのが好きなのです。さて日本のネコは何が好きなのでしょうか。あくまでマイペースのネコと、CDのゆったりしたメロディの歌が絶妙にマッチ。

 

 
 

One Lighthouse One Moon(JY)

色、曜日を紹介する第1章、1〜12月を通じて季節を紹介する第2章、1〜10までの数字を動物を数えながら紹介する第3章、という3つの章からできている絵本です。色から数字まで、たくさんの基本がこの1冊で覚えられるので、とてもお得な絵本ではないでしょうか。

 

 

Pete’s a Pizza(JY)

ピートのピザではなく、ピートがピザ。友だちとボール遊びをしようとしたら雨が降ってきて、ピートはご機嫌斜め。パパはそんなピートを元気づけようとしピザ遊びを仕掛けます。ます。何と、ピートの身体をこねたり伸ばしたりして、ピザにしようというのです。すねていたピートの顔が次第にほころんでいきます。『ロバのシルベスターとまほうの小石』で有名なウィリアム・スタイグの作品。親子の愛情がしみじみと伝わってくる名作です。

 

 
 

Quick as a Cricket(JY)

ボクはコオロギのようにすばしっこく、カタツムリのようにのんびり。アリみたいに小さくて、クジラのように巨大。男の子がいろいろな動物や昆虫に似ている自分の一面を探していきます。22の形容詞とドン・ウッドの大胆なイラストで人間の多面性をイキイキと表現。生命の躍動感にあふれた作品です。

 

 

The Secret Birthday Message (TP)

エリック・カール作。 誕生日の前の晩、枕の下に手紙を見つけたティム。中には、暗号のような文が書いてありました。ページが月の形、星の形、階段の形などにカットされていて、謎を解くワクワク感を演出します。最後にはすてきなプレゼントが待っていました。

 

 
 

Skip through the Seasons(JY)

スキー、種まき、海水浴、落ち葉拾いと、1月から12月までの季節の風物詩をコラージュ風の凝ったイラストで描いています。イラストの中から単語を12個ずつ探していくゲーム付き。巻末には月の名称の由来やカレンダーの歴史を説明したトリビア情報も掲載。

 

 

The Story of the Little Mole(JY)

ある日、穴からひょっこり顔を出した近眼のモグラ。突然、頭の上に何かが降ってきた。あまりのことに怒り心頭。ハト、ウマ、ウサギ、ヤギ、ウシ……と犯人捜しをするモグラ。いろいろな動物のフンの特徴がリアルに学べます。子どもたちにバカ受けの1冊。邦題:『うんち したのは だれよ!』。

 

 
 

Sylvester and the Magic Pebble (TP)

1970年コルデコット賞金メダル受賞作。ロバのシルベスターは変わった色や形の小石を集めるのが趣味。ある日、ピカピカの赤い小石を見つけました。それは実は魔法の石、そして事件が起こります。 親を思う子の気持ち、子を思う親の気持ちが伝わる名作。CDには大人と子どもの朗読が収録されています。

 

 

There Was an Old Lady Who Swallowed a Fly(JY)

英語圏の童謡をもとにした絵本。おばあさんがハエを飲み込んでしまいましたとさ。そのハエを捕まえるために、今度はクモを飲みましたとさ。穴あき絵本のおばあさんのお腹の中に、どんどんいろいろなものが増えていきます。最後はウマまで飲み込もうというのですから、さあ大変。

 

 
 

Tomorrow’s Alphabet(JY)

アルファベットだけでなく、さまざまなものや動物が成長・変化していく過程を、カラフルで大きなイラストといっしょに、楽しく覚えよう! お子さんが口ずさみやすいように、曲のメロディ・テンポが統一されています。

 

 

Tooth Fairy(JY)

マシューの乳歯が抜けたので、お母さんが欧米の言い伝え、「歯の妖精」のお話をしてくれました。歯の妖精は、抜けた歯と引き換えに、素敵なものを置いていってくれるそうです。そばで聞いていた姉のジェシカは思いました。「不公平よ、わたしも素敵なものが欲しいわ」。白い歯の大切さ、歯磨きの重要性を教えてくれる絵本です。

 

 
 

Tough Boris(JY)

海賊のボリス船長は見るからに野蛮。手下たちもみな、船長に負けず劣らず恐ろしい顔つきです。しかし、無慈悲に略奪を続ける海賊たちも、ペットのオウムが死んでしまったとき、みな嘆き悲しむのです。英文はわずか71語の短さですが、イラストが多くのことを語りかけてきます。波の音や海鳥の鳴き声、嵐の音をアレンジした歌と朗読も、どこかもの悲しげで、余韻がたっぷり残ります。

 

 

Water(JY)

水は雨、しずく、氷、そして雪になる。雲となって空高く昇り、地底深く沈み込む。花々を潤したかと思うと、しおからい涙にもなる。さまざまなシーンの水がまるで虹のようにカラフルに描かれています。ときに大雨となり洪水を起こしたりもしますが、私たちの暮らしのあらゆるところに浸透し、無くてはならない水。地球環境の大切さを考えさせる絵本です。

 

 
 

We’re Going on a Bear Hunt(JY)

クマ狩りに出掛けよう。大きいのを捕まえるんだ。家族5人と飼い犬も一緒だから恐くなんかありません。野を越え、川を渡り、吹雪に見舞われたりしながらクマを探します。カラーページと白黒のページが交互に登場し、ちょっぴり不安を抱えながらも前進する様子を表現しています。CDには8種類のバージョンが収録されており、Swishy swashy!、Splash splosh!といった擬態語や歌が存分に楽しめます。

 

 

Where Is the Green Sheep?(JY)

形容詞や対義語が学べる絵本。いろいろなヒツジが登場します。「青い、赤い」「こわがりの、勇敢な」「近い、遠い」「やせた、太った」と、全部で24匹も。ヒツジたちはどれも個性豊かで楽しそう。でも、緑色のヒツジは一体どこにいるのでしょうね。何度も質問が繰り返され、最後にやっと……。文章はメム・フォックス。

 

 
 

Whoever You Are(JY)

メム・フォックス作。膚の色が違っても、お家の形が違っても、言葉が違っても、暮らし方が違っても、あなたが誰でも、どこに住んでいても、心の中は同じ、笑顔も共通。同じように痛がり、同じように泣く。同じように喜び、同じように愛する。人類の多様性への賛歌のような絵本です。